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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~ [DVD]
作家志望のゲーテは、創作活動に熱中するあまり博士号の試験に落第し、父親の命令で弁護士実習生として地方都市に追いやられてしまう。しかしそこで出会った美しい娘シャルロッテと恋に落ちる。だが彼女はゲーテではなく別の相手と婚約する……。若き日の文豪ゲーテを描く作品。

実在の人物を基にした作品。どうやら史実とはかなり異なるようですね?(Wiki調べ)
読み継がれる作品を書いた人が、どのように悩み、苦しみ、それを書くに至ったか。芸術家とか作家の生涯を描くと時代背景もあってだいたいどれもそういう話になるなあ、という印象を持ちました。でも多分それは、私が自分の生き方を好きに選べる時代に生きているからであるので……。
しかし作ったものが多くの人に「これはよくわかる」とか「これは自分のことじゃないか?」と受け入れられるのは、いつの時代だって嬉しいものだよな。
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ミス・シャーロック/Miss Sherlock [DVD]
外科医で医療ボランティアをしていた和都は、シリアから帰国した直後、恩師の死を目撃する。その事件の捜査には、天才的な頭脳を持ちながら傍若無人な物言いと自分勝手な行動で周囲を振り回す捜査コンサルタントの女性、通称シャーロックが関わっていた。和都は彼女の言動に反発心を覚えるも、共同生活を始めることになり……。

もしシャーロックとワトソンが現代日本で二人とも女性だったら? というドラマ。シャーロックがすごくいいシャーロックでした。自分勝手で強くて天才で、けれど懐に入れたものには弱い。和都が近くにいるのが自然になっていく彼女がすごく微笑ましくて、でも最後の事件ははらはらしました。
一方和都は少々ヒステリー気味で考えが足りない女性になっていて、ちょっと不満だったかも。ちょっと恋愛脳気味なところも、なんだかなという感じがしました。BBCの「SHERLOCK」のジョンには感じなかったんだけど、どうして和都にはいらいらしたんだろうと考えて、スマートじゃないからかな、と思いました。すぐ親密になれるような愛嬌とユーモアが足りないように感じられたのかも。
シャーロックとワトソンが女性なので、あの人もじゃないかな、と思っていたんですが。うん、最初からめっちゃ怪しかったもんね!
修道院の食卓(修道院ライブラリー)
ヨーロッパの食文化はすべて修道院から生まれた!? 芳醇なワインやシャンパン、香り高きハーブ料理、風味豊かなチーズ、甘くとろけるチョコレート……。ヨーロッパ文明の向上に大きく貢献した修道士たちの功績は、食文化全体にも及ぶ。
女子修道院にとびこんだ本書の著者ガブリエラ・ヘルペルは、修道院における聖なる食生活の秘密について学んでいく。
心と体にやさしい52のレシピも収録した「修道院の食卓」の決定版!(カバー折り返しより)

修道院の生活についてもっとあるのかと思ったら、修道院とその食の歴史についての導入みたいな本だった。それはそれで面白かったので、もう少し調べてみたくなりました。
レシピがあるのが嬉しい。どんなものなのかなーと想像するのが楽しいです。
盤上の四重奏 〜ガールズレビュー〜 リリカル・ミステリー (コバルト文庫)
有名な進学塾に入学した17歳の都。彼女はこれまで『特別』な存在として、学校に通わず、閉鎖された環境で過ごしてきた——。生まれて初めてできた友人・璃花との話の中で、都は塾に『特別な生徒』がいるという噂を耳にする!自分の情報がすでにもれていることに危機感を覚えた都。そんなとき、塾の生徒の今日子と初音が言い争う現場にでくわして…!? 四人の少女を取り巻く陰謀が動き出す!(カバー折り返しより)

『白い花の舞い散る時間』の過去に当たる話。白い花〜を読んだのが何年前だって感じなので全然内容を覚えていないんですが、この話はこの話として、特別な少女が平凡を偽りつつ、普通ではない生徒たちに混ざって、『塾』で過ごしているところがすごく少女的でよかった。同じ年頃の閉鎖空間にいる少年少女たちの話っていいよなー!
日本全国食べつくし! 極楽おいしい二泊三日 (文春文庫)
『CREA Traveller』連載時から人気のガイド・エッセイが待望の文庫化。1995年から続ける個人サイトでは3000軒におよぶレストラン・レビューを書き、おいしい食事のためには労を惜しまない著者が、悩みに悩んで選び抜いた15エリア珠玉の二泊三日旅。旅先の食事は絶対に外したくない人必見の旅(食べ)エッセイ。旅のお供に、かばんにどうぞ。(裏表紙より)

金沢、伊勢志摩、仙台、高知、札幌、広島・尾道、大阪、那覇、長崎、軽井沢、秋田、名古屋、福岡、京都、東京というエリアで、二泊三日するなら何を食べるか、コースを作ってみたという本。二泊三日じゃ足りない! というのが伝わってくるようだった。食時期に行く回数があるから全部回れないものなあ。
食エッセイというよりは紀行文に近かった。これはこれで面白いな。
妖怪極楽 (講談社文庫)
日本語教師の職が東京にあると聞き、田舎を飛び出した女子大生の花。歌舞伎町の外人ホストに催眠術をかけられ、廃墟寸前のビルに連れ込まれる。そこは魑魅魍魎たちの巣窟「歌舞伎砦」、外人ホストの本性は猫の妖怪だった。法外な高給に誘われ妖怪の日本語教師となった花を待ち受ける運命とは!?〈文庫書き下ろし〉(裏表紙より)

五島列島の島の網元の一人娘の花と、島の男たちと正反対に理系気質のもやしっ子の弟の直人。この二人が、大叔父を頼って歌舞伎町に行ったところ、そこには歌舞伎砦という名の人外魔境が存在していて、そこに暮らす外国生まれのあやかしたちと関わることになる。
あらすじから想像した話から、だいぶと魑魅魍魎成分強めのカオスっぷりが面白かったです。ほっこりあやかしものかと思ってたのに、とんでもない魔窟で冒険してた。嬉野さんの作品ってそういう力強さと話の構成とか設定の巧みさがいいよなあ。面白かった。
法律は嘘とお金の味方です。 京都御所南、吾妻法律事務所の法廷日誌 (集英社オレンジ文庫)
敏腕だが、お金に汚い弁護士・吾妻正義の孫つぐみは嘘をついている人の顔が歪んで見える特殊な能力を持つ女子高生。正義の許に来る依頼は難事件ばかり。“相続放棄を迫られた後妻”“詐欺師扱いされた投資コンサルタント”“DQNネームを改名したい女子高生”“隣人から引っ越しを迫られる犯罪者の息子”、依頼人や原告の“嘘”に隠された真実に幼なじみの草司と共に挑む!
"嘘"に隠された依頼人の本当の願いとは!?(裏表紙より)

事件解決スッキリ爽快! というわけでは全然なくて、ぐっと飲み込まなくちゃならないところや決断しなければならないところもあるんだけれど、リアリティがあって面白かった。草司の謎が解決してないし、つぐみの過去もはっきりしないので、めちゃくちゃ続きが読みたい!
主人公のつぐみが事件を解決するわけではなくて、ただの一般人として、憤るところは憤って、やってほしいと思うところでは行動して、っていうのがよかったなあ。
世界地図の下書き (集英社文庫)
両親を事故で亡くした小学生の太輔は「青葉おひさまの家」で暮らしはじめる。心を閉ざしていた太輔だが、仲間たちとの日々で、次第に心を開いてゆく。中でも高校生の佐緒里は、みんなのお姉さんのような存在。卒業とともに施設を出る彼女のため、子どもたちはある計画を立てる……。子どもたちが立ち向かうそれぞれの現実と、その先にある一握りの希望を新たな形で描き出した渾身の長編小説。(裏表紙より)

希望を持たせた結末で読者を救うことはよくあることだけれど、現実を書き切って本当に、ひとかけらの希望だけを握らせて終わらせる物語が、読者を救うことだってきっとあるんだろうな、と思わせてくれた作品でした。
どうしたって弾かれる「施設の子」なのに、それぞれの性質がまた弾かれる要素となって、出口が見えない感じ、きつい。けれども何かを成し遂げるために一生懸命になった自分たちを、太輔たちはきっと大人になっても誇れると思う。
お菓子の由来物語
ケーキ、タルト・パイ、シュー、焼き菓子、発酵菓子・揚げ菓子、砂糖菓子・チョコレート、冷たいお菓子、パン・その他。これらの項目で洋菓子の由来を写真付きで軽く解説する。
これが世界各国となるとものすごい分厚い、事典と呼ばれるものになるんでしょうが、写真でだいたいのものを確認して、名前と由来がざっと調べられるいい本だと思いました。どれも美味しそうだなあ。普段何気なく食べているものにこういう由来があったのかと思うところもたくさんありました。
薬草令嬢ともふもふの旦那様 (コバルト文庫)
田舎領主のレナルドは、たいそう焦っていた。結婚相手がみつからないのだ。19歳で長身の男前、しかし特に財産が多いわけでもなく、極度の恥ずかしがり屋で一見無愛想とあっては、嫁いでくれる物好きなどいない。さらにレナルドには、月夜に狼に変身してしまうという秘密まであった。一縷の望みをかけて顔を出した王都の夜会で、ついにレナルドはメレディスと名乗る貴族令嬢と出会うのだが…!?(Amazonより)

ふわふわ、あっさりな可愛らしい恋愛ものでした。
狼化しているときは尊大かつ素直なのに、人型になった途端口下手で無愛想になる不器用な伯爵様と、ふわふわ柔らかで心優しい、変わり者ゆえに結婚相手が見つからないご令嬢。最初から結婚することがわかりきっている二人の恋は、ほのぼので可愛い。
ところで、江本さんのくせなのかな、料理とか薬草について書かれるときにどこかで見たような文(たとえば別作品で書かれていた似たような箇所)だなあという印象を抱いてしまいました。加えて周囲の反応に同じような感じなので……。他の作品がどうなってるか気になる。
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Author:月子
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