読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

リザニアール国の王となったレイと王妃・セレンの間に、愛しい娘が生まれて三年。幸せな日々を送っていたはずが、あるとき「セレンが邪悪な精霊の化身である」との神託が下る。レイは取り合わなかったが、真実ではないかと思うセレン。出産以降、発情が来ていないのは確かだったから。ほかの神子とつがうようレイに頼み込み…。「おまえは、今でも俺を愛しているか?」愛し愛されているのにままならない二人の運命。大人気・砂漠のオメガバース『青の王と花ひらくオメガ』、続編開幕!(裏表紙より)
結ばれたものの立場と気持ちで揺れ動く続編。
世界観的に複数の人間と関係を持って後継を作らなければならない王と、常識的にそれを理解して我を通そうとする相手を思って心を殺す妃、それぞれの気持ちがわかるだけに難しいなあと思いながら読んでいました。一番いいのは後継が誕生することなんだろうけど。
すべての問題がはっきり解決したわけではないけれど、少しずつ国も人もいい方向に変わっていけばいいと思ったラストでした。
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