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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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聖杯戦争、それは英霊と呼ばれる英雄たちサーヴァントとそれを使役するマスターたちの、万能の願望機をめぐる戦い。偶然的にマスターになった衛宮士郎は、学校の有名人で実は魔術師である遠坂凛や、謎めいた少女イリヤたちと関わりながら戦いに身を投じる。正義の味方になるという夢を抱く士郎だが、友人の妹、間桐桜を大事な存在と感じるようになり……。

劇場版第1作は再観賞。見たっけ? と思いながら見ていたんですが、やっぱり過去に見ていましたね。
第二作はだいぶ話が進み、ライダーのマスターの正体であったり、桜が間桐家で何をされてきたかなどの家族関係、最大の敵の出現など盛り沢山。しかしゲームでやったはずなのにこんなに露骨に桜の性的な話って出たっけな……? と首を傾げました。この年齢になって見ると、とにかく哀れで……。当時いまいちぴんときていなかった、第四次聖杯戦争参加者の間桐雁夜の必死さがいまになって理解できた気がします。
しかし他の2ルートが正統派なら、こっちはだいぶニッチだなあ。好きな部類の話なんですが、とにかく敵が怖い。弓王を喰って満ちるってやばいよな……と思うFGOマスターの私。
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B003EVW52S
バスケットボールのスター選手だったマイクは、しかし恋人の妊娠をきっかけに夢を諦め、家庭を持った。だが現在妻からは離婚を切り出され、高校生の娘と息子には鬱陶しがられ、仕事をクビにもなってしまった。かつての栄光を頼りに訪れた母校で不可思議な老人に出会ったマイクはその夜、不思議な出来事によって、何故か17歳の姿に戻ってしまう。夢を諦めたあの日の続きができると、親友に父親のふりをするように頼んだマイクは、しかし自分の子どもたちの現状や、妻の本当の気持ちを知ることとなり……。

これまたハッピーは映画だな! 若返って自分の子どもたちと仲良くなるって楽しい。でもまさか娘に迫られる展開があるとはって感じだったけど笑
大人になってからわかったことを、十七歳の子たちに説くのは、おかしさもあったけれど真剣でとてもよかったな。こういうのが若返った話の美味しさだと思います。そのときわからなかったこと、本当に大事だったことを、どうか若人たちが間違えないように、不幸にならないようにという祈る気持ち。
妻スカーレットが17歳のマイクからもう一度惚れ直し、当時のきらきらした気持ちを取り戻したマイクとやり直すのは、希望が持てる終わりでした。楽しかった。
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ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは恋人が他の女性と婚約したことを知らされて傷心だった。一方アメリカで映画予告の制作会社を経営するアマンダは恋人の浮気に気付いて別れを告げた。折しも休暇となった二人は当時流行していたホーム・エクスチェンジで互いの家を交換し、バカンスを楽しむことになる。そこにはもちろん新しい出会いと恋が待っていて……。

なんてハッピーな映画! 本当にハッピーで可愛くって楽しかった。
互いに働いて自立している女性が、誠実でない恋人に振り回されて傷付き、場所も家も一時的に変えて自分も変わるというお話。アイリスはアマンダの仕事仲間と、アマンダはアイリスの兄と恋に落ちるのですが、距離を縮めつつも決定的な出来事になかなか至らないもだもだが可愛い。アマンダは身体の関係を持ったくせにちゃんと恋人になることができないのが不器用でおかしかったし、アイリスは恋愛模様の他に、アマンダ宅のご近所さんの有名脚本家のアーサーと年齢や国籍や性別を超えた友情を育むというのがすごくよかった。「出会い」が人を良い方向に変える、ということをとことんハッピーに描いた作品で、とっても楽しかったです。
「Death Note/デスノート」(Netflix)
そのノートに名前を書かれた者は死ぬ。ライト・ターナーは真面目で勤勉ながら、クラスメートたちに利用されている高校生だったが、死神リュークのノートを拾い、悪人を裁く「キラ」として行動し始める。だがそれは多くの人々の目を集め、危険なキラを捕縛するために警察や名探偵「L」が動き出すことに……。

アメリカ、Netflix版のデスノ。まったくの別物として見ような!
平凡な高校生がデスノートを拾い、キラとしてLに追われるんですが、面白いなと思ったのが原作のミサの立ち位置にいるミアと二人でキラとして活動し、そのうちミアの方が過激になっていくという展開。その後ライトがミアを邪魔に思うようになって、というのも、やっぱりかと思いながら興味深く見ました。
そんな風にしておおっと思うところもあれば、いやこれは……と苦笑してしまうところもあり。Lが天才名探偵……? と首を捻るような言動で、ハラハラしないどころか、もうこれ絶対殺されるよなと思えてしまって。あまりにも迂闊。
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そこは妖精の国と人間の王国が対立するところ。翼を持つ少女マレフィセントはある日人間の少年ステファンと出会い、恋に落ちる。しかしマレフィセントの十六歳の誕生日、ステファンは王になる資格を得るため、彼女の羽を切り取って奪い去ってしまった。深い悲しみと怒りを抱いて、マレフィセントは王になったステファンの娘、オーロラ王女に「十六歳の誕生日の日没までに糸車に指を刺され死の眠りにつく」と呪いをかける。呪いを恐れたステファン王は王女を妖精に預けて隠し育てさせるが、それをマレフィセントも見守っていた。

マレフィセントという魔女を肯定する物語。ここからヴィランズの人気もさらに高まっていったような気がします。
「眠れる森の美女」という作品で、祝宴に招かれなかったから王女に呪いをかけたという魔女を、そうするに至った理由があり、妖精である彼女の本質は優しく愛を知る存在であるという設定が、とてもお伽話らしくていい。誰からも愛されるオーロラに魅せられ、彼女を愛さずにはいられず、不器用な優しさでオーロラを助ける展開は、マレフィセントが誰よりも親らしくあり、頼れる友人であるシーンで胸を打たれました。
マレフィセントとオーロラの組み合わせもよかったですが、マレフィセントとディアヴァルの組み合わせも非常によかった! 自分だけは本当のあなたを知っているという従者、よきですね。
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母の葬儀に集まったマイケルとキャロリンは母フランチェスカの「火葬にして遺灰はローズマン・ブリッジから撒いてほしい」という遺言を訝しく思う。亡き母に指示されて、理由が書かれているノートを読み始めた二人は、母の秘密と恋を知る。人生のすべてを家族に捧げた母の願いとは……。

「母親」の役割を与えられた女性の苦しさと、家族への愛と情、恋の情熱を、大人になってようやく知る子どもたち。子どもたちは二人とも家族であることの難しさを知りながら、不和を解消できずにいる。そんなときに母が死んでなお教えてくれたもの。女性の在り方や息苦しさ、閉鎖的な田舎の窮屈さがしっかり存在した時代と家族を描くいい作品で、なんだかしみじみと見てしまった。
結局は不倫で、不貞行為なんですが、許される気がしてしまうのは、それを誰にも知られることなく終わらせて、亡くなる最後まで秘密として貫き通したからなのかな。思い出や希望を抱くことは許される、というか。母の物語を知った後のマイケルとキャロリンの選択は、フランチェスカを許したという意味だったと思うし、家族が許したのなら外野はどうこう言う権利はないからね。
B00KMPDKZU
テレビ関係の仕事をしている赤星は、なかなか成功もせず、SNSで食べ歩きしたラーメンを酷評し、倦んだ日々を送っていた。だがある日知人の狩野から雑木林で焼死体が発見された事件の関係者であることを聞き、ネタになるのではと取材を始める。被害者のこと、そして被疑者について聞いた赤星はその進捗をSNSに書き込みつつ、センセーショナルに報じる番組を作る。被害者の所属していた会社になぞらえて「白ゆき姫殺人事件」として話題になるも、世間の興味を引く内容は事実とはかけ離れていて……。

原作は既読。
インターネット上の炎上、報道被害、SNSの無責任な発言などなど、作品が発行された2012年から十年以上経ってもインターネットとメディアと人の関係はまったく変わらず、馬鹿馬鹿しい過ちを繰り返し続けているのか……とがっくりしてしまう。
Webでの過激で無責任な発言の数々は原作や映画製作当時はそうした振る舞いが直接的に自分に返ってくるものではないという世の中で、しかし現実に、誰かのものを自分のものだと発言したり行動したりして最終的にやり返されて殺されるという描写は、対比のようでいて同じものなんだよなあ……。
城野をちゃんと信じてくれていたのが、寝たきりの祖母と引きこもりの谷村夕子という、家族以外の人ともメディアとも繋がりのない、城野美姫を知っている人だったっていうのが皮肉で、救い。「知っている」ってそういうことなんだよな。
コズミック・イラ75。ナチュラルとコーディネイター間の争いは、地球連合と新世代コロニー・プラントの戦争に発展した後、独立運動や反コーディネイターを掲げるブルーコスモスによる戦闘行為と、人々は終わらぬ戦いの中にあった。事態を鎮静化すべく創設された世界平和監視機構コンパスは、初代総裁ラクス・クラインを据え、各地の戦いに介入している。舞い降りるは自由の翼、それを駆るキラ・ヤマトはしかし、終わらぬ戦いに少しずつ追い詰められつつあった。

上映中なので感想は続きから。




B09QS5CKSB
雨の切り裂き魔と呼ばれたシリアルキラーが恋人だったメアリーは、彼を家ごと放火して逮捕された罪で服役し、出所の日を迎えた。保護観察官の紹介でガソリンスタンドで働くことになったメアリーだが、いまもなお元彼の幻覚に悩まされている。初の出勤日の夜は雨で、否応なしに元彼を思い出させられるメアリー。しかしそれは決して幻ではなく……。

恋人がシリアルキラーで、その男から逃れるために放火、結果的に生き残った少女だけれど、というその後を描くホラー作品。元彼がしつこい、というのが、彼が殺人鬼だっただけでこんなに怖くなるとは。
怖い人もやってきますが、メアリーの他の登場人物は常識がある普通の人だけに悲惨さが強い。しかし警察官が駆けつけて、助かると思った瞬間に、その警官が殺されてしまうの、ホラーのお約束すぎてちょっと笑ってしまった。そうそう、ホラーってこうやって心を折るんだよね、みたいな。
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ハロウィンの夜、パーティからの帰り道にダイナーに立ち寄ったタラとドーンは、そこでクラウンメイクの男と遭遇する。薄気味悪いピエロは何故かタラに興味を抱いた素振りを見せる。不穏な気配を感じて帰宅しようとするタラたちだが、車はパンクしており、姉の迎えを待つほかない。だがすでに惨劇の夜は幕を開けていた。

めちゃくちゃグロくて怖いと聞いて。間違いなくグロかった。スプラッタだった。めちゃくちゃ人が死ぬし殺される描写が凄まじい。刃物で切る描写が苦手な人は絶対見ちゃだめ。
ピエロ男が二人組の女性に目をつけて、彼女を追いつつ、邪魔する人間を殺戮していく。このピエロから逃げるのと、スプラッタ描写がメインなので、動機がどうとかピエロは何者なのかとかどうでもいいんだよ! という。ただそのシンプルさからかスプラッタ描写に力が入っているのと、被害者たちがちょっと妙な感じだったりして、ハロウィンというこちらとあちらの境界線が曖昧になる日の出来事の説得力があってなかなか面白かったです。めちゃくちゃ人に勧めにくいけれど。
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Author:月子
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