読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

『海猿』『ブラックジャックによろしく』などのヒット作で知られる漫画家・佐藤秀峰が漫画業界、出版業界の矛盾に真っ向から立ち向かう!!10年後も漫画はあるのだろうか!?出口の見えない出版不況、台頭する新メディア…描いても描いても、原稿料では赤字続き…『海猿』『ブラよろ』の作者の漫画の未来に向けた、孤独な挑戦と実験の記録。(Amazonより)
出版、メディア界の長く続く習慣について疑問を呈して戦った記録、という感じでした。色々あったというお話はネット上で色々聞いたことがあったんですが、恐らくかなり気をつけて書かれたものが、このひどさなのか……実際はどれほど……と思わせる内容で、自分の胃もきりきりしました。きつい……。
この書籍は2012年4月発行なんですが、十年以上経った現在、本の世界はどんどん崖っぷちに追いやられてるなあと思いました。
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新聞製作の〈アンカーマン〉であり言葉の〈番人〉である校閲記者が、正しく使っているつもりでも、実はもとの意味から外れた使われ方をしている日本語を中心に厳選。問題形式と豊富な用例で丁寧に解説します。
意外な発見があり、間違った使い方がされる理由、本来の使い方もすっきり分かります。言葉の背景を中国故事から探った「ちょっとウンチク」は必見。誰でもどこからでも読める、その意味で「敷居は低く(?)」、間口の広い日本語の本です。(Amazonより)
間違えやすい言葉、漢字や送り仮名、活用を、正誤合わせて紹介する一冊。
よくある間違いが例として載っていると思うので、とてもわかりやすいと思いました。
こういうの、成り立ちを知っていると間違えることはあまりないんですが、なんとなく使っていたり、口語を書き起こしてみたら上手く変換できなかったり、変換しても字が違っていたり、ということをよくやってしまうので、なんか、すみません……。気をつけます。

『君の名は。』&新海誠監督に、ロングインタビュー・神木隆之介対談・過去作読解で迫る特集記事
●新海誠の集大成にして最高傑作『君の名は。』紹介
●新海誠“映像”の言葉をたどる/これまでの映像作品を“言葉”を軸にして振り返る
●対談:神木隆之介×新海誠 新海誠の言葉を語る“声”
●新海誠の“小説”/みずから執筆した小説3作を新海誠インタビューから読み解く
●新海誠の映像世界を“言葉”にしてきた作家たち/ノベライズ作家寄稿(大場惑・加納新太・永川成基)
●新海誠を作った14冊/新海誠が影響を受けた本14冊について語る
※本電子書籍は『ダ・ヴィンチ 2016年9月号』より、「特集/新海誠の“言葉”」を分冊したものです。(Amazonより)
「君の名は。」が大ヒットした頃にダ・ヴィンチに掲載されたインタビューを分冊したもの。
新海作品のモノローグが好きなんですよね。映像と台詞のテンポがはまって、気持ちをぐっと持っていかれる感覚。それが「君の名は。」では音楽の形でも使われていて、素晴らしい表現方法だなあと感じたことを思い出しました。
対談での神木さんがリスペクトに溢れていて、読んでいてとても微笑ましく嬉しい気持ちになりました。そういう人に演じてもらえたらきっとすごく嬉しいし幸せだろうなあ。

作家・瀬尾まいこのもう一つの顔。それは中学校の「せんせい」でした。
本屋大賞ノミネート作家、瀬尾まいこのデビュー直後から3年半の日常をつづるほのぼのエッセイ。
給食で苦手な料理と格闘したり、生徒たちからの厳しいおしゃれチェックをなんとか切り抜けたと思えば、生徒会のやる気に感化されたり、合唱コンクールで胸がいっぱいになったり……。
奮闘する瀬尾せんせいと生徒たちのあたたかくてにぎやかな日常の合間に見える、それぞれの成長。「ありがとう」と「さようなら」がめまぐるしく襲ってくる学校という場所で過ごす日々は、瀬尾さんの作品世界すべてにつながる愛にあふれていた。
解説/北村浩子(Amazonより)
教師と小説家を兼業する日々を綴った瀬尾まいこさんのエッセイ。
小説家のエッセイというよりは、中学校の先生としての視点で綴られているのがほのぼのしていて好き。実際はすごく困ったことがあったり、問題児がいたり、仕事がハードだったりするんだろうけれど、一つ一つのエピソードから、本当に「先生」という仕事が好きなんだなと感じられるんですよね。こういう先生に担任を持ってもらえたら嬉しいだろうな。

王国に仇なした神竜が、「竜殺しの女王」に葬られて百年――歴代女王の献身により、王国は繁栄を享受していた。
五代目女王の娘・クリムヒルトもまた王国を護る決意を胸に戴冠の日を迎える。歴代女王と同じ、神の力の『蝕み』に倒れ苦しむ姉・ブリュンヒルドの想いも背負い、玉座の間に入るクリムヒルト。しかしそこには、女王になる者が知らされる、王国最大の闇が待ち受けていた。
「護りたい」想いは同じく、しかし目に映す未来は異なる、女王が、忠臣が、王子が、竜が――紡ぐ歴史の狭間の物語。
第28回電撃小説大賞《銀賞》受賞の本格ファンタジー、第三部開幕!(カバーより)
「竜」と「ブリュンヒルド」の物語、第3巻。
今回はブリュンヒルドとクリムヒルトの姉妹の話。シグルドが出るならそれはクリムヒルトが出るよね、どうなるんだろう、とはらはらしていましたが、読み終えて、きっとこれは歴史や物語の狭間に消えただろう出来事だったんだろうな、と思いました。
このシリーズ、生きるものの残酷さや醜さが悲しいと感じることが多いんですけど、この巻はより物悲しくて。それぞれに抱くものが違っていて、だからすれ違って、どうしてもわかり合えないと理解できてしまうからなんだろうな……。

ドキドキの化学実験、食べられるおいしい実験、美しい鉱物磨き、
キラキラの結晶作り、不思議な工作、生き物の観察など、
34の「美しい実験」をご紹介します。
実験は、それぞれの手順ごとに写真つきで解説しているので、とってももわかりやすいです。一部の実験には動画つき。
夏休みの自由研究や家庭学習にも最適!
科学好きの子どもはもちろん、大人まで心がときめく、今までにない実験図鑑!(Amazonより)
炎だったり鉱物だったり、ちょっと魔法学校めいた実験が紹介された一冊。
カラーなのがとてもいい。子どもの頃だったらやりたいやりたいって言っただろうなあ。大人でもやってみたいもの。
また本のデザインが大変可愛らしい。この方の本はどれも魔法書みたいで、集めてみたいなあ。

日本はもとより、世界中の観光客を魅了するイギリス・コッツウォルズ地方は、美しい田園風景と個性豊かなイギリス庭園が多く点在することで知られます。
田舎とはいえ辺境の地ではなく、イギリスの主要産業だった毛織物産業で栄え、裕福な荘園領主による邸宅と庭園が数多く造られました。
20世紀以降も田園にあこがれを抱く上流階級の人々が移住し、新たな庭園が造られています。
整形式庭園、イギリス風景式庭園、コテージガーデンなど、庭園の歴史において特徴のある各時代の庭園が揃い、この地域のみでイギリス庭園をひととおり見ることができます。
「コッツウォルズの庭園を巡れば、イギリス庭園のすべてがわかる」といっても過言ではありません。
本書では、イギリス好きはもちろん、庭園愛好家が多く訪れる、この人気観光地の庭園にスポットをあて、存在する庭園のなかから約25園を選び、美しい写真と文章で紹介します。
観光ガイドとしての情報だけでなく、歴史や、庭園の流行をもたらした社会的背景などの解説も充実させ、文化的側面からもイギリス庭園全般についての知識が深められる内容です。
また、イギリスといえば、欠かせないのがティールームです。
コッツウォルズには、地元の人々から愛される上質なティールームが数多く存在し、伝統的なクリームティーやアフタヌーンティーを気軽に味わうことができます。
また、かつてのイギリス貴族の館を改装した宿泊施設、マナーハウスも充実。
これらを、庭園のエリアごとに掲載し、庭園散歩とお茶、両方を楽しみたい人にとって、ガイドとして使いやすい構成にまとめました。
美しい田園風景の中に点在する個性豊かなイングリッシュガーデンを巡りながら、本場のティーとスイーツに舌鼓をうち、歴史ある館で優雅な時を過ごす。
そんな旅のおともに、ぜひ携えたい1冊です。(Amazonより)
イングリッシュガーデンの写真と紹介、宿泊施設になっているところの紹介など、庭園を眺める一冊。
もっといっぱい写真が見たいなあ! たくさん紹介してくれるのも嬉しいんですが、一つの庭をじっくり眺めたい。まあ実際に行って見てこいという話ですね。
緑の庭園、いいなあ。古い建物と庭園はロマンだ。

相手の習慣やしぐさ、行動パターンから嘘を見破る行動心理を専門にした女性刑事・楯岡絵麻が鮮やかに事件を解決する、連作短編集です。焼死体が見つかり、被疑者として浮かび上がった被害者の幼馴染がついた嘘を暴く「近くて遠いディスタンス」。人気俳優の夫を殺害したとして自首してきた有名女優の真実を暴く「名優は誰だ」。絵麻の同僚の刑事が殺人事件の犯人として疑われる「綺麗な薔薇は棘だらけ」など、全五話。(Amazonより)
頭脳明晰、コミュニケーション能力に難がありながら行動心理のスペシャリストで、かなりの美女。嘘が見破れてしまうゆえになかなか結婚できずにいる、エンマ様こと楯岡絵麻のシリーズ第1巻。短編連作でとても読みやすい。
いやしかし、めんどくさい人だなあ! 仕事じゃないと付き合っていられないだろうと思わせる有能さと性格。犯人を追い詰めていくところは格好いいんですが、それ以外に問題がありすぎる。最強の道を突き進むか、自分の足りない部分に思い悩んで努力するようになるのか、これからどういうふうに展開するのかな。

「我が師が恋しい」(……私も、君に会いたい)
ウィステリアは、ロイドの手紙を何度も思い出して、気持ちを奮い立たせていた。
王都に戻って現実に向き合う弟子に比べ、あまりにも無力だ。
自分を先生と呼び慕うジェレマイアとの交流が続いているものの、魔法は使えぬまま。
彼の紹介で会った研究者・サイカからも隣国の番人制度や魔法のことを聞かされ、自分が選ばれた意味への悩みも募る。
そこへ近くの村で魔物が出現したという知らせが飛び込んでくる。
《移送》の力を得た変異体の魔物の存在が頭をよぎり、いてもたってもいられなくなって……。
二人の未来のために決断に迫られる、孤独な元令嬢×天才肌の貴公子の師弟恋愛ファンタジー第8巻!
全編完全書き下ろし&書き下ろし番外編収録!(裏表紙より)
未だ離れ離れの師弟。ロイドには家や王侯貴族の絡み、ウィステリアは潜伏して力を取り戻そうと足掻いているところにちょっかいをかけてくるジェレマイアの存在が……とじれじれが続きます。
ジェレマイアはいったいどこの貴人なんだ(勝手に絶対そうだろうと思っている)と考えていたんですが、ああ、そういう……。本当にそうだとしたらまた厳しい道を行くことになるんだなあ。相手の立場をそれぞれが知ったときのことを考えるとどきどきそわそわします。
魔法具のおかげで力を取り戻したかもしれない? ウィステリアが次からどんな活躍をするのか楽しみです。

過労死寸前でブラック企業を退職したアラサーの私は気づけば妹に唆されるままにバーチャルタレント企業『あんだーらいぶ』所属のVTuber神坂怜となっていた。「VTuberのことはよくわからないけど精一杯頑張るぞ!」と思っていたのもつかの間、女性ばかりの『あんだーらいぶ』の中では男性Vというだけで視聴者から叩かれてしまう。しかもデビュー2日目には同期がやらかし炎上&解雇の大騒動に! 果たしてアンチばかりのアラサーVに未来はあるのか!? ……まあ、過労死するよりは平気かも?(Amazonより)
あまり配信者系のものって読んでいないんですが、こちらは一人称ながら、掲示板っぽい書き方ではないのが新鮮でとても面白かった。一人称でネットスラングやミーム混じりに滔々と地の文で語るのって勢いがあって好きだ。時々専スレのやり取りが挟まるのもリアリティがあってよかったな。
ブラック企業を退職した主人公、V名を神坂怜。色々とハイスペックながらそれを活かす仕事につけないらしく、視聴者たちからはVTuberには無駄な能力と言われるような状況。過労死するよりまし、と視聴者数の伸び悩みも度重なる炎上もそれなりに受け流しつつ、先輩や後輩たちを気にかけている。そんな彼を、実は周りは放っておけず……?
こういう不遇主人公辛いな!? ちゃんと報われてください! 助けられた人たちはちゃんとわかっているので、神坂にちゃんと好意を示してくれているところにほっとしますが、それにしても……。
面白かったし、報われてほしいので、めちゃくちゃ続きが読みたくなりました。
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