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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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今週はほとんど読めてないので、じゃあ私の備忘録でも書こうかなと、読んできた好きな少女漫画の話をしようと思います。しばらくお付き合いください。

中山星香「花冠の竜の国」
花冠の竜の国 (1) (秋田文庫)
英国に住むリゾレット・モーガンは、行方不明になった童話作家のひいおじいさまの書斎から異世界にトリップする。落下するリゾレットを救ったのは、銀髪碧眼の王子と、彼の乗る花冠を頭上に頂いた竜。そこはひいおじいさまが書いた彼女の大好きだった童話の世界だったのだが、しかし銀髪碧眼の王子エスターは物語の王子様とはまったく性格が違っていて。

母の所蔵本で小学生の時に読んだのですが、夢中になりました。コミックスでは最初五巻で一区切りつく感じでこの辺りがとても好きです。世界の王とか、王子様、竜、魔法使いなど、ファンタジー要素がぎゅっと詰まっていて、何より王子様エスターがかっこいいです。氷のように見えて実は優しいくせに無表情で鈍感で、大体天然で無鉄砲なリズがわがままを言うせいもあって喧嘩をしまくるのですが、仲直りの度に恥ずかしいバカップルになります。現在次世代編の「花冠の竜の姫君」が連載中のようです。読んでませんがこの二人がどうなってるのか気になります。


碧ゆかこ「はるか遠き国の物語」
はるか遠き国の物語 (1) (ソノラマコミック文庫)
とある王国の姫君アニース・ジャニースが所有するのは、かの有名な魔法のランプ。ランプの精を従えて、アニース・ジャニースは、次女のシェーラ、黒豹のアルダシール、婚約者のアラム・ディーン王子を振り回して今日も冒険に。

アラビアンな世界の物語。アニースがなかなか元気でかわいい女の子なのですが、婚約者のアラム・ディーン王子がまたかっこよくてですね。アラム・ディーンはクールで冷静な人ですが、アニースに対して甘い言葉を結構普通に吐いてくれるので、読んでる身としては「くううああああ」という感じです。好きな話は最終エピソードの、魔人の笛を探す話。少女漫画ならではの波瀾万丈(離ればなれ、記憶喪失)です。


山内直美「ざ・ちぇんじ!」
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平安の時代、大納言家に生まれた綺羅姫と綺羅君は、それぞれ異性の格好をして出仕。しかしバレたら大問題。ところが男の格好をした綺羅姫に結婚が決まり、女の格好をした綺羅君にはいずれ入内となる尚侍の話が持ち上がる。

氷室冴子さんの小説をコミカライズしたもの。「とりかえばや物語」がベース。これがちょー好きです。平安時代の話がとても好きになって、日本史の授業は楽しかった(が、いつも時間はほとんど割かれないという……)。義母姉弟の二人ですが顔がそっくりで、綺羅姫の元気のよさと少女漫画(帝とのあれこれ)にはも、綺羅君の大胆さ(自分から明かす)にもときめきました。同じ作者さんの「なんて素敵にジャパネスク」も平安ものでオススメ。
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Author:月子
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