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桜の下の人魚姫

桜の蕾を見つける季節、姉の勤める病院で、ひとりの少年に出会った沙耶。彼に惹かれて病院に通う内に、沙耶は彼の病名を知るのだが。

短編二本収録。断然「桜の下の人魚姫」を推します。もう一編の「月のしらべ 銀のみち」も私は好きだったけれど、人魚姫が一番良い。時々無性にこの話が読みたくなります。
もう、切なかった。彼の病気がなんなのかはある程度予測が付いたのだけれど、姉と沙耶の区別を彼が口にした瞬間、沙耶に同調したように涙がどっと溢れた。淡くて儚くて、優しい文章。切ない系だけどハッピーエンドなのが嬉しい。
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