読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

畸形都市・丁都に囚われた美貌の姫君、サクラコ。七つの都市国家を焼き払う原子の矢は、彼女の“ありえない美しさ”から創られる……! 期待の新星・犬村小六が放つ、星海社SFの新たな代・表・作。(裏表紙より)
「サクラコの美しさが世界を滅ぼす」という天啓を受けた神がかり的な科学者によって、世界を滅ぼす兵器の燃料とするために囚われた姫君、サクラコ。その牢番は科学者によって作り出された怪物的な少年ナギ。わがまま放題のサクラコと自らを化け物というナギの出会いが世界を変える、とてもよい少年少女の物語でした。
逃避行は本当に良い。恋心が走っている感じがとても切なかった。一生懸命に生きていることが感じられて泣きそうになりました。
心の中に大切な人を宿すってこういうことなんだろうというラストがじんわり沁みた。
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