読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
男に生まれたのに、聖レーミッシュ帝国の皇女として育てられ、今や帝国内外で〈麗しの薔薇姫〉と称されるアレク。異母兄が皇帝に即位したら、普通の(=庶民の)少年に戻れる予定だった。だがいまだ帝位は空席で、「俺の青春を返せっ!」と叫べどもアレクの皇女生活は続くのだった……。そんなある日、アレクに見合いの話が舞い込む。男と結婚なんかできるか、とぶち壊す気満々で乗り込んだ相手の国は、謎の吟遊詩人に呪われていて——。王宮ファンタジック・ロマン!!(裏表紙より)
男に生まれながら女装して皇女として暮らしているアレク。パワフルで有能な養母や後見人や義兄に囲まれながら、いつか庶民に戻る日を待ち望んでいる。宮廷劇だけかと思いきや悪魔祓いも関わってきて、とてもファンタジーでした。
ノエルのイラストが男性に見えて違和感だったんですが、オチまで読んで違和感がさっぱり消えました。
フォント遊びをやっているライトノベル、かなり久しぶりに読んだなーという意味でも、楽しい一冊でした。
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