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書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)
あなたの人生は退屈ですか? どこか遠くに行きたいと思いますか? あなたに必要なのは見栄えのよい仕事でも、自慢できる彼や彼女でも、おしゃれな服でもない。必要なものは想像力! 家出の方法、ハイティーン詩集、競馬、ヤクザになる方法、自殺学入門……。時代と共に駆け抜けた、天才アジテーターによる100%クールな挑発の書。(裏表紙より)

読み始めは「ん?」と思ったのに、中盤になるとぐいぐい読まされていました。しかし中盤を過ぎるとなんだか洗脳されているような気分でちょっと休み休みして。濃かった……。
初版が昭和50年。時代を感じると私のような小娘は思い、完璧に同意するわけではないけれど、何故か覗き込んでしまった新しい世界に、魅力を感じています。色々衝撃的な世界だ……。
初めはその世界の有様など、中盤過ぎてから段々競馬とお馬さんの話になりますが、また戻ってきて若者に語りかけるような内容になります。印象的だったのがストリッパーの話(p91)、「二人の女」(p122)、「馬の性生活白書」(p195)。第三章ハイティーン詩集も当然すごかった。
こういう世界の話を、一度でいいから書いてみたい。
「エンピツじゃ人は斬れないが、ことばじゃ、人は斬れる」(p181)
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