読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

日本古代の宮廷で活躍した女官=女性官僚とは、いかなる人びとだったのか。出仕のルートや日常業務、出世や俸給、結婚や引退、死に至るまでのライフコースを辿り、天皇の政務と日常生活を支えた生き方を描く。(裏表紙より)
主に平安時代、宮廷で働いていた女性たちはどんな人々だったのか? 文書等での呼び名だったり、階級や役職だったり、給料だったり、男性官僚と比べてどうなっていたかだったり。
閉じられているようでいて、意外と開けている感じもあるよなあ、と思っていたので面白く読みました。なるほど、もとは官僚の性質が強かったものがだんだんと変わっていったのかあ。
しかしそれにしてもかなり長生き、かつ長期にわたって仕えた人が複数いるんだな!? 食事情や生活環境は現代ほど充実していたわけじゃないだろうに。すごい。
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鷹央と小鳥遊。
二人の医師、運命の出会い。
新カバー×書き下ろし掌編収録の完全版!!
大学病院で外科医のキャリアを積んでいた小鳥遊優は、内科医への転科を決め、天医会総合病院の門を叩く。
そこで彼を待っていたのは、日本最高峰の頭脳を持つ天才医師・天久鷹央だった。
だが、傍若無人で患者との会話もままならない彼女に小鳥遊は困惑し……。
やがて起きる院内の殺人と、数々の謎。現役医師が描く医療ミステリー、出会いの物語。書き下ろし掌編「白い粉の秘密」収録。(Amazonより)
二人の出会いと最初の事件のエピソード。いかにして小鳥が鷹央に振り回されるようになったか、という過去編ですね。一冊まるまる一つの事件なので読み応えがあって面白かったです。
だいぶ振り回されているけれども、やっぱり小鳥は優秀なんだなあ。なんだかんだ自分の業務のほかに救急で仕事しちゃってるもんな……。
鷹央が自分自身の性質を正しく理解して、大事なときに「空気の読めない」振る舞いをしたくない、周りを傷付けたくないというのがやっぱりぐっとくるというか、生きづらさを感じて切ないというか。生きづらさって本当に人それぞれなんだよな、という気持ちになります。

あの日、陽の昇らぬ《未明の地》で人知れず運命の扉が開いた。
月のように黄金に輝く瞳。孤独な番人・ウィステリアがロイドと出会い、止まっていた時の針が動き出した。
何気ない日常に心揺らされ、強い想いが溢れても……そこには師弟二人だけ。
一方、元の世界(マーシアル)には二人を想う人々がいた。
恋知らぬロザリー、かつての令嬢を待ち続けるベンジャミン、兄を慕うパトリシアとルイス、ルイニング家と親交を持つデイヴィッド、ウィステリアに出会う前のロイドの姿も。
このページを手繰った先に、あのときめきをもう一度――。
WEB掲載のSSや、第一巻から第五巻までの特典SS、さらにドラマCD脚本の書き下ろし中編小説など、短編と中編計16本を一冊に。
「恋した人は」の”もう一つの物語”集!(裏表紙より)
シリーズ本編の大小のエピソードをまとめた短編集。ウィステリアとロイドの話があったり、元の世界の関係者の話だったり、ドラマCDの書き下ろし中編が入っていたりと盛りだくさん。
本編はずっとウィスとロイドをはらはらどきどきと見守ってしまうんですが、こうして短編集としてまとまると、彼女と彼を取り巻く人たちのことももっと知りたくなってしまうなあ! お兄ちゃんやってるロイドくんの話とか、ポールとハリエットのような第三者に自己肯定感が低すぎるウィスがいかに魅力的に見えているかとか。
あと興奮したのは「ドラマCD脚本・小説版」のイラスト! ウィスのドレス、彼女に似合うように調整はしてあるけれどロザリーが着ていそうなデザインになってるな!? と思って。ウィスの願望がそうさせるのかと思って切なくなりました。

「あなたはもう、ただの師じゃない――」
この脆く曖昧で心地の良い関係が崩れていこうとしている。決定的に。
弟子の毅然とした視線に絡め取られながらウィステリアは思った。
二人だけの異界での師弟関係が、元の世界に戻って変わらないわけがない。
わだかまりを残して、王都へ戻るロイドと別れを告げる。
彼には求婚した王女・アイリーンが待っていると言い聞かせつつ、当面の間はベンジャミンの弟夫妻のところに身を潜めることに。
一方、はるか遠くで《未明の地》を巡って大きな渦が生まれようとしていてーー?
あなたへの想いを胸に、今だけは別々の場所へ。
孤独な元令嬢×天才肌の貴公子の師弟恋愛ファンタジー第6巻!
全編完全書き下ろし&書き下ろし番外編収録!(裏表紙より)
元の世界に戻ったウィステリアとロイド。ウィスの存在を隠しつつ、帰還の報告をするため王都へ向かうロイドとベンジャミン。ウィスは潜伏先へ。しかし新たな勢力が現れて……。
出ました、ライバル!笑 お腹に色々抱えてそうな朗らか系褐色イケメン、ジェレマイア。警戒しているようでふらふらしているウィステリアが心配でたまらなくてはらはらします。とても保護者の気持ち……。
アイリーン王女、ウィスとはまた別の方向にこじらせていると感じるんですが、彼女が開眼して兄たちに並ぶほどの政治家になったらめちゃくちゃ嬉しいんだけど、と密かに思っています。

騎士家の娘として騎士を目指していたフィーアは、死にかけた際に「大聖女」だった前世を思い出す。
え?聖女って、すごく弱体化しているのに、絶滅寸前なため、崇められている職業だよね?
私が使う聖女の力って、おとぎ話と化した「失われた魔法」ばっかりなんだけど。
そういえば、前世で、「聖女として生まれ変わったら殺す」って魔王の右腕に脅されたんだっけ。
こんな力使ったら、一発で聖女ってバレて、殺されるんじゃないかしら。
…ってことで、初志貫徹で騎士になります! 静かに生きます!
なーんて思ったけど、持っている力は使っちゃうよね。だって、色々便利だから…。(Amazonより)
王女だった前世、大聖女としてとことん利用された挙句、恐ろしい死を迎えた彼女は今世では騎士の娘フィーアとして生まれる。しかしあることをきっかけに、前世と同じく聖女の力を使えることを自覚するが、聖女になりたくないあまり、その力を利用して騎士となる。もちろんその不審な動きに周囲が気付かないはずもなく……。
失われた力をいまなお使うことができる最強の少女がそれをひた隠して、結局溺愛される話、でいいのかな。王女だったらもう少し知識とか立ち振る舞いを記憶してそうだけど、フィーアがだいぶあほの子で……この先格好いいシーンはあるんだろうか。

月光さえ目に眩しい。《未明の地》にはあり得なかったものに囲まれ、異界の番人・ウィステリアは夜空へ思いを馳せた。いまの景色をいつまでも見ていたいと。
ついに弟子・ロイドとともに、夢にまでみた“元の世界”に戻ってきた。
ただ——王女と約束をもつ彼とはいつまでも一緒にいられず、死んだことにされている自分が頼れる人は、かつての研究仲間・ベンジャミン、義父母など数える程しかいない。
そのうえ異界に順応した不老の身体に異変が起こって?
思い合うが故にすれ違う二人の間に、二十三年の月日が立ちはだかる。
孤独な元令嬢×天才肌の貴公子の師弟恋愛ファンタジー第5巻!
全編完全書き下ろし&書き下ろし番外編収録!(裏表紙より)
異界から元の世界から戻ってきたウィステリアとロイドは、旧知であるベンジャミンに助けられる。異界に適応して不老の肉体となっているウィステリアは《未明の地》から離れたために不調を起こすようになり……。
現世編の始まりですが、もう面倒なことになる予感がしてならなくて、頑張れ……という気持ち。ブライトとロザリーと再会してほしいようなほしくないような、でもそのときは最悪な形で来るんだろうなあと思うとはらはらどきどき、ちょっとわくわくしてしまう私を許して……。

異界の番人・ウィステリアは目覚めぬ弟子を見つめ自分を責めていた。
突然の魔物大量発生の原因を探す中、耐性のないロイドが濃い瘴気を浴びたのは自分を庇ったからだ。
目が覚めた彼に一刻も早く“元の世界”に帰れと迫っても、「あなたを見殺しにできない」と言われるばかり。
互いを強く想うがゆえの口論を白熱し、帰還のタイムリミットが近づく焦りも加わって決定的な一言を放ってしまう。
わだかまりを抱えたまま、残る蛇蔓の捜索へ向かうが、懸念していた大蜘蛛が出現!?
「あなたを置いていきはしない——決して!」苛烈な戦いの末に待つのは、別れ? それとも——。
孤独な元令嬢×天才肌の貴公子の師弟恋愛ファンタジー第4巻!
書き下ろし番外編&コミカライズ第1話収録!(裏表紙より)
戦闘巻。黒雷発動とウィステリアの魔法的な負傷、それを助けようとするロイドのサルティスによる負傷に、最後の最後でそう来るかー! という、異界編の区切りになるような第4巻です。
いやもう、この三人(?)での環境だとこれ以上変化がなさそう、というかロイドくんが決定的にウィスに踏み込まないよう気を付けているし、ウィスも近付けないでいるし、だったので、第5巻からの関係性がどうなるか楽しみですね。怖いけどね!
しかし泳げない師匠可愛いな。

「足」と「脚」って、それぞれどの部分かわかりますか?
「耐える」と「堪える」、苦しみを乗り越えられるのはどっち?
「収める」「納める」「修める」「治める」、自分のものになるのはどれ?
「計る」「測る」「図る」「量る」「諮る」は使い分けられますか?(Amazonより)
「マンガでわかる」とありますが、正しくはイラスト付き。
漢字の使い分けを、こっちの漢字はこういう意味、あっちはこういうイメージというのをイラストにしてあり、一目でおおよその使い分けがわかるようになっています。その分、例文はありますが解説は短め。
案外ちゃんとわかってなかったりなんとなくで使っていたりするので大変勉強になりました。もうちょっとしっかり気を付けるようにしよう……。

異界で暮らすウィステリアは、ふと気づいた。
自分を倒しに来たはずのロイドと、無防備な姿で一緒に朝食をしているではないか。
初恋の人に瓜二つのその弟子は、自分の孤独な番人生活が元の世界を救っていることも教えてくれた。
これ以上彼に近づけば、きっともう一人では生きられない。
そう思って距離を置いた途端、異変が! なぜか魔物が大竜樹を襲撃してきたのだ。
「何でも一人で背負うな」。その言葉に背中を押され、一緒に敵へと立ち向かうが――?
帰還(タイムリミット)が近づき揺れる二人を新たな波乱が襲う!
孤独な元令嬢×天才肌の貴公子の師弟恋愛ファンタジー第3巻!
書き下ろし番外編収録!(裏表紙より)
師弟の関係性が大きく揺らぐ第3巻。
ウィスの頑なさが悲しくも焦ったい。たった一人で生きていくと決めていたのに、本当にどうして来ちゃったんだよという感じだよなあ……。でもロイドに何もかも話すわけにはいかないし。けれど突き飛ばすには彼の存在が救いのようで眩しくて。ううう、幸せになってよー!! という叫びになってしまう。
この巻から異界での戦いも激化。こんなに切ないキスないよ……と思いながら、次巻。

義理の妹の身代わりに異界の番人となったウィステリアは動揺していた。
師弟関係を結んだ青年ロイドとの共同生活には全く慣れない。
しかも、ウィステリアの相棒の聖剣サルティスを奪おうとする彼は、初恋の人と義妹の間に生まれた息子。
この師弟関係はあくまで一時的なものなのに……
共に過ごすほどに弟子以上の大切な想いが大きくなる。
いずれ来る別れの予感に苦しむ彼女に、ロイドは禁断の疑問を投げかける。
「あなたは、かつて誰かに恋をしていたのか?」
出会うはずのなかった師弟が予想外の急接近!
孤独な非戦闘系元令嬢×天才肌の傲慢系貴公子の師弟恋愛ファンタジー第2巻!
書き下ろし番外編3本収録!
異界で年の差男女指定が同居生活! という言葉並びからは想像もできないひりひり感。ウィステリアの中でまだブライトのことが鮮やかな傷になっているんだな……。救いというかちょっと溜飲が下がるような気がするのは、ブライトがしっかりウィスを覚えていること。罪の意識に苛まれてくれないとウィスが救われないよ!
しかしロイドくんも突っ込むなあ。サルティス以外の手を借りられない状況でそこまでウィステリアに踏み込んで、何かあったらどうするつもりだ。
……読んでいるうちにだんだんウィステリア担(強火)になってしまう。
壊れかけているウィステリアのシーンが美しくて悲しくて……うう……幸せになって……。