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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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「ザ・ミスト」
娘アレックスのレイプ被害をきっかけに限界を迎えたイヴは、娘と街を出ようと、準備のためにショッピングモールで買い物をしていたところ、謎の霧と遭遇する。街全体を覆う霧はその中にいるものをどういうわけか殺害する力があるらしく、イヴとアレックスはショッピングモールに居合わせた人々と籠城することになってしまう。一方警察署にいたケヴィンは家族のもとへ向かおうとする。果たしてこの霧から抜け出すことはできるのか?

映画が残酷で大変よかったのでドラマを見ましたが、正直いまいちだよ! 誰のことも理解できないまま、やばい人がやばいということだけよくわかりました。あと宗教と集団心理が怖い。
霧が何なのかはわからなくていいんですが、もうちょっとわかりやすいお話の終わりが見たかった。家族としてしっかりまとまって活躍するとか、やべーやつと戦って脱出するとかそういう。
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B00005HNDD
南の島でバカンスを楽しんでいた乱馬たち。だが突然かすみをはじめ、女性たちが次々に謎の人物にさらわれてしまう。なんとこの島にある『桃源郷』なる集落の長、桃磨の花嫁選びの儀式のためだというのだ。乱馬たちはあかねたちを救出するため、桃源郷に乗り込むが、実はそこには男になる泉があって……。

子どもの頃に見て、やたらドレスアップらんまが可愛いな!? と思ったのを思い出します。作画気合い入りすぎじゃない? 一番綺麗ってだいぶ癖(ヘキ)だぞ……。
なびき姉ちゃんが守銭奴だけどセクシー美女だと再発見したり、九能とのカップリング匂わせかというシーンににやにやしたり、泉を壊す乱馬とあかねのシーンに落下萌えを思い出したり、久しぶりに見ると幼き日に形成された性癖を再発見して面白かったです。
B07BMQ65KT
13歳のユダヤ人の少女ファニーは親元を離れて幼い妹とともにある施設で暮らしている。時は1943年。密告者によって逃亡を余儀なくされたファニーたちは、ナチスドイツの迫害から逃れるため移動を始める。だが大人たちとはぐれ、残された子どもたちだけでスイスの国境を目指すことになってしまう。

タイトルからファンタジー作品なのかなと思ったら、思いっきり歴史物。最終的に大人とはぐれ、子どもたちだけでナチスドイツ支配下のフランスからスイスへ逃亡する、とんでもない旅の話で、実際の出来事をもとにしているというから驚きだし、そんなに距離がないようだとしても誰が味方かわからない状況で、正しく状況を理解できていない年少者を守りながら進むのはきつかったろうなあ。
画面的に暗かったり不穏な雰囲気だったりはらはらさせられるのですが、彼らを守ろうと支援する人や、お金のためとは言え運び屋的な人がいたり、軍人の問いに嘘をついて誤魔化してくれる人がいたり、普通の人たちがいたのが救いだなあと思いました。
「ウィッチャー 狼の悪夢」
ウィッチャー、それは人為的に肉体を強化した魔法剣士たちの呼び名。使用人の息子ヴェセミルは貧しい生活から抜け出そうと、ある日現れたウィッチャーに志願して大勢の仲間が変異しきれず命を落とす中で生き残り、その立場を得た。凄腕のウィッチャーとなったヴェセミルはある日もう出会うことはないと思っていたかつての幼馴染みで、王の相談役となったイリヤナと再会する。

貧しさと勇気と無謀と、大切な幼馴染を持っていた少年がウィッチャーと呼ばれる特異体質の魔物狩りに変異し、戦うファンタジー作品。大きな物語の外伝的位置付け? のアニメ映画です。
なんといっても老化速度の遅くなったヴェセミルと年老いたイリヤナのやりとりよ!!! 生き方を違えてしまった、もう二度と取り戻せないものを相手に見ている悲哀と、それでも残る思い。「もう七十よ」「俺もだ」という会話、そうなんだよ外見が違うだけで同じ時間が流れているんだよと切なさを覚えて大変よかった。
B007T6J04U
アメリカ大陸先住民族の娘ポカホンタスの土地に、ある日海から見たこともない大きな船がやってきた。それは金を求めて国を旅立ったイギリス人たちで、その中に冒険家のジョン・ラトクリフの姿があった。言語も民族も思想も何もかも違う二人はやがて惹かれ合うが、新大陸を開拓する人々と先住民族たちの争いが勃発して……。

幼い頃初めて見たときは、歴史的背景などがまったくわからなかったのでストーリーも歌もほとんど覚えていない話だったんですが、いま見るとめちゃくちゃ複雑な話だな! 侵略者と侵略される側の話をするのは当時では早すぎたんではないか。
なんてことを思いながら、ポカホンタスの立場の難しさや世界情勢のことを考えました。いやあこれ、やっぱり侵略や征服の話を恋愛ごとと絡めるのは安易すぎたんではないか。
B01HHZDIWC
警察官になることを夢見てきたウサギのジュディは、しかし草食動物の仕事ではないと周囲の人々からその夢に難色を示されてきた。しかし警察学校を主席で卒業し、ついに夢を叶える。だが初めてのウサギの警察官であるために、他の肉食動物警察官のように難事件ではなく、駐車違反の取り締まりに回されるなどの扱いを受ける。だがその仕事の最中にキツネの詐欺師ニックと出会ったことで、ズートピアを揺るがす大事件に遭遇する。

肉食動物と草食動物、ステレオタイプ的な考え方のせいでそれに当てはまらない考えや性格の持ち主たちが生きづらさを感じている、という世界観にさすがの設定だなあと唸らされる。これを見た子どもが大人になったときに自分のことだとかこの世界のことなんだと気付いて、少し生きやすい世界が作られることを願わずにはいられない。
公開当時やたらめったらジュディとニックがいい! という話を聞きましたが、確かにいいなあ! ジョークを言い合いながら大事なときは息ぴったりなバディ感。
個人的に故郷の友達が昔のことを謝ってくれるのにぐっときました。そういうのを謝る描写が貴重な気がして。
「Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios」
ロンドンの名門レコーティングスタジオで収録されたアルバム「BADモード」収録曲のスタジオライブ。

有料配信ライブだったスタジオライブを視聴。
スタジオライブなので派手な音や光がなく、ただ曲を楽しむという印象のライブ。聴き慣れた曲が多いと安心する……それがうまいとなおさらな……。
「One Last Kiss」の歌詞がめちゃくちゃよくって好きなんですが、ライブを見ていてもやっぱり好きだ!!! と思いました。あのルーブルのモナリザから引いてきて「なんてことはなかった、もうとっくに出会ってたから」とさらっと歌詞にしたためられる才能! すごいよ!!
「幽遊白書(実写ドラマ)」
素行が悪い不良ながら正義感が強い浦飯幽助。ある日子どもを助けて命を落とした幽助だが、想定外の死を迎えたとして、霊界案内人のぼたんとエンマ大王の息子のコエンマにより、生き返るために霊界探偵になって人間界で発生している魔界絡みの事件を解決するよう命じられる。嫌々ながら始めた霊界探偵だが、少しずつ幽助の中で変化が生まれ……。

実写ドラマが制作決定と聞いて、ネットがざわめいていましたが、原作のいいところを上手いこと抽出して、霊界探偵編というかメインキャラクターが揃うまでのシーズン1として作った作品だなあと思いました。週刊連載の原作だと後から見たときにまとめておいた方がいいエピソードが描写が発生すると思うので。
幻海師範がめちゃくちゃ好きなので、早めに登場してくれて嬉しかったし、第5話で若かりし頃の姿が見られて嬉しかった! あのシーン、わっと鳥肌がたった。いい女と男の別れのシーンだった。
そしてやっぱり桑原がいい男だった。歳を取るごとに桑原という男の良さがわかってくるな……。
そんな感じでストーリーやキャストに特に違和感は感じなかったのですが、一番「うん?」と思ったのは街の描写。こんなごみごみしていて活気のある街や入り組んだ住宅街って最近ないんじゃないか……? なんて思ったんですよね。
「ロマンティック・キラー」
さばさばした性格で、ゲームと猫とチョコレートを愛する女子高生、星野杏子。最後にときめいたのは乙女ゲーという杏子の前にある日魔法使いのリリが現れ、魔法界の救済のため、人間界の少子化問題対策プロジェクトの被験者に選ばれたと告げる。それはリリの魔法によって少女漫画のように強制恋愛イベントに巻き込まれるというもので!?

絶対に恋愛なんてごめんだと恋愛イベントを全力で回避する女子高生のラブコメ。恋愛したくない杏子なので、デフォルトの言動が完全に「おもしれー女」になってるんだよなあ……。
強制的に恋愛対象設定を付与されたのは、同級生のクール系美少年、覚えがない近所の幼なじみ、セレブ美少年に、友情エンド的には親友の美少女、元凶の魔法使いも対象っぽいな、などと乙女ゲーム的になかなかの布陣(※乙女ゲームではない)
「こんな展開あるか!」と少女漫画や乙女ゲームのあるある設定や展開にツッコミを入れられる立場になれる杏子が楽しく、逃げ回っているけれど本当に恋に落ちるのか、周りの人たちの気持ちは、など見ていてとても楽しかった。男性に付き纏うストーカーと理解のない家族の描写はきつかったですが、こうして主人公たちのもとに集まっている人たちが協力し合って友達を助けるのはいいよな。
B01EJVK89I
宇宙飛行士になると幼い日に誓った南波兄弟。弟の日々人が一足早くその場所に立つ、その少し前のこと。人の良さと要領の悪さで何かと損をする兄の六太は、自動車会社に勤めつつも上司に熱意が伝わらず片田舎に左遷されてしまう。一方、日々人はNASAでの訓練で実力不足を感じ、さらには憧れの人を不慮の事故で失ってしまう。

アニメ映画なんてあったんかい、と思ったので見ていました。兄と弟の性格差を感じつつ、六太には六太の、日々人には日々人のよさがあるなあと再確認した一本でした。この頃から六太には周りを巻き込む力があったんだなあとしみじみ。
じんわりときたのが、南波家のあり方がこの兄弟を作ったんだとわかったところ。「ちゃんとお別れをする」としっかり教えてくれた両親がすごい。
調べてみたらそろそろクライマックスなのか。最初から最後まで見届けたい熱が高まったので作品の完結を楽しみにしています。
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Author:月子
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