読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

懸賞で当選した南の島旅行に旅立った和志。しかし、到着したのは無人島——しかもそこには和志にしつこく求愛してくる風変わりな画家・明仁が待ち構えていた!!「二人きりで話がしたかった」という明仁を警戒する和志だったが、豪華な屋敷や和志の好みを調べ尽くした明仁のおもてなしは完璧。しかも同性は無理と避けてきた明仁が、名家育ちゆえのちょっと愛情表現がずれてるだけの好人物だとわかり、和志は酔いに任せて唇を許してしまうが…!? ドキドキ無人島ラブバカンス!(裏表紙より)
気が強い受けと、名家出身のちょっとずれた攻めの、無人島バカンス。BLといっても濃くなくて、二人が理解し合うまでの可愛らしい話でした。無人島でいうと、多分攻めがあの手この手で受けを物にしようとするんでしょうが、この話の明仁は、あくまで和志の気持ちを尊重して、忠犬にも程があるよ! というほど耐える。丁寧で穏やかな態度を崩さない。ここが可愛い! 和志は素直になれなくて、でもだんだんと相手を認めていくところがいいな。
攻めがかわいいなーと思う話でした。

咲原綾那、25歳。マンガとゲームが大好き。仕事が忙しいのをいい事に、恋愛をせずに現実逃避の日々を送っていた。そんな時、綾那の勤務先である広告代理店に一人の男が異動してきた。相沢稜、32歳。イケメンで爽やかで優しい相沢は、理想の中の理想の上司。しかも、綾那が大好きなマンガのヒーロー似。バラ色の日々のはずが、綾那は相沢の本性を知ってしまう……。(帯より)
作品投稿コミュニティE★エブリスタの電子書籍大賞優秀賞受賞作品。オタク女子とイケメン腹黒上司の恋愛もの。ネット小説? でもケータイ小説っぽい。
主人公である綾那の一人称で進むんですが、もう突っ込みどころが多すぎたわー! いろんな人に矢印出されているのは恋愛ものの定番だとしても、一人で自分の世界に入ってぶつぶつ言っているのはちょっと恐いぞ! でもそんな綾那の趣味を知った相沢がぶはははと大爆笑してくれるところはよかったなあ。とりあえず一巻はそんな二人が好きなの嫌いなのとじれじれする感じでした。

活字であればなんでも読む
子供のころから「読むことが大好き」だった著者。絵本や児童書を始め、父親の本棚にあった吉川英治や西村寿行、司馬遼太郎、はたまたお姉さんの本棚にあったアガサ・クリスティや星新一、落合恵子……、特に決まった読書傾向はないものの活字であればとにかく読む。そんなセイコの読書にまつわるエピソードを「占い」「たべもの」「恋愛」「ホラー」「エロ」などのテーマ別に紹介。(裏表紙より)
コミックエッセイ? 文庫の形なんですがイラストと手書き文字で書かれています。どこから読めばいいかちょっと迷う瞬間がありましたが、こういう読書エッセイは初めて読んで、面白かった。2003年の本なのでちょっと古いかもしれない。下ねた多いです。
が、その下ねたが面白いのだよなあ。初夜をテーマにアンケートをして、話を聞いてみたりしたものをまとめてあるのですが、ほーほーなるほどーみたいな。「個人的エロ」も面白かった。その疑問確かに……と頷いた。ちょっと実物の雑誌気になるなあ。

傭兵団の留守を狙って襲ってきた賊から村を救うため、みずからの胎児の命と引き換えに強大な女神の力を取り戻したラクリゼ。同じころ傭兵団は、遠く離れた地で部隊の兵力が半減するほど苦しい戦いを強いられ、サルベーンも瀕死の重傷を負ってしまう。それでもなんとか帰還を果たし再会を喜びあうふたりだったが、お互いの気持ちが少しずつすれ違っていくのを、止めることはできなかった…。(カバー折り返しより)
ラクリゼ編である「女神の花嫁」の後編。ラクリゼはどうやって女神の加護を取り戻し、女神の娘ザカルエフィを見いだしたのか。
二人の結びつきとすれ違いと別れが、大河だよなー! 最も理解できるところにいるだろうにどうしても一緒にいることができない。人々から遠巻きにされるラクリゼが、子どもの頃とは違って落ち着いているのが強くて悲しい。サルベーンはなるべくしてなったという感じだったけれど、この先がとてつもない道だと思うと辛いなあ……。カリエの物語に続く人々の物語だったので、この後に関わってくる人々の裏を思うと、うおおおと拳を握って絶叫してしまう。北公の姉妹、エディアルド、トルハーン……。そうだよな、そういう人たちの生きてきたものがあるからこそ、カリエの運命に繋がるんだ。

創造主=時無しの人形師に最も愛された最高傑作、人形の女王・セレネ。心を持っているのに体を動かせず、喋ることもできないように作られたセレネは、長い長い時間、真っ暗な霊廟の中で迎えが来るのを待っていた。そこに現れたのは、墓荒らしを追ってきた人形師のアーセル。セレネが魂持ちだと見抜いて攻防に連れ帰ったアーセルの手により、止まったままのセレネの「人生」は動き始めて——? 人形師と人形の禁断の恋、そして魔抱石の秘密……人形と人間の壮麗なるラブストーリー、感動の終幕!(裏表紙より)
レプリカ・ガーデンシリーズの三巻目で最終巻。一巻で登場した人形師アーセルと、人形の女王セレネの物語。人形というものは、とても純粋なものなのだなあと思ったりする。愛がちょっと重いところもあるけれど、まっすぐに誰かを強く思ってくれる存在なのかもしれない。
というのは、セレネが本当にいいこ! だからです。絶世の美少女で私は女王だと思っているのに、誰かを思いやってその相手を認めて、言葉をかけてやれる。女王だと思っているけれどちょっと考え方のずれているところがかわいい。カリンとの掛け合いがいいなーと思いました。カリンもいいこだ。
バラッドのキャラクターがずっこけるぐらいに本気なのかちょっと間が抜けているのか分からないところが、可愛くて好きです。開き直りバラッドよかった。
最終巻ということでキャラクター勢揃いで、イファとフォルトナートが出てきたのも嬉しかったなあ! 仲良さそうで何より……っていうかフォルトナートは二人きりになるとイファになんて囁いているんですかそこんところ詳しくお願いします(真顔)
クリステルとヴィリも一緒にいるみたいだし、どんどん世界が広がっていくんだろうなあという予感が嬉しかった最終巻でした。

貧困層の子どもたちが多く通う高校の放課後活動「コミックブック・クラブ」で、高校生たちは日本のマンガを読み、愛し、自らも作品を創作することで、人生の新たな一歩を踏み出した。アメリカのティーンエイジャーはなぜ、日本のマンガに惹かれるのか。「クール・ジャパン」の底力はここにある!
「私たち教育に携わる者は、目の前にある機会をまっすぐ見つめなければならない」(著者)。
(カバー折り返しより)
アメリカの高校生の放課後活動について書かれたもの。「コミックブック・クラブ」の設立と、生徒たちの環境や描き出すものについて書かれています。日本のものが「クール・ジャパン」と受け取られる現象について興味があったので、高校生がマンガをどのように受け止めているのかというのはすごく面白かった。受け止めるだけではなくて、彼らなりに消化して作品を創っているところがすごい。日本とアメリカではやっぱり感覚が違うので、生徒の作品を読んで、マンガと一口に言っても違うものなんだなあ。
「あなたの物語は? 何について興味があるの?」と生徒ひとりひとりと向き合った、プロジェクトの大人たちに拍手。



