忍者ブログ
読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
[380]  [379]  [378]  [377]  [376]  [375]  [374]  [373]  [372]  [371]  [370
覆面作家の愛の歌 (角川文庫)
ペンネームは覆面作家——本名・新妻千秋。天国的美貌でミステリー界にデビューした新人作家の正体は、大富豪の御令嬢。しかも彼女は現実に起こる事件の謎までも鮮やかに解き明かす、もう一つの顔を持っていた! 春のお菓子、梅雨入り時のスナップ写真、そして新年のシェークスピア……。三つの季節の、三つの事件に挑む、お嬢様探偵の名推理。人気絶頂の北村薫ワールド、〈覆面作家〉シリーズ、第二弾登場!(裏表紙より)

シリーズ第二弾。面白かったー! 北村作品はしんみりする作品もあれば、鋭くて怖い作品もあって、すごく楽しいなあ! 愛情から来る事件もあれば、歪な人物の姿もあり、しんみりしたりどきっとしたり。何よりも文体から思慮深さとユーモアが感じられて、自分に喋りかけられてるわけでもないのに、読んでいて笑ってしまう。
登場人物もすっごく素敵。左近先輩が異動してしまったので、今回からライバル雑誌の編集者、静が登場。元気がよく歌って躍れるというハイなところまで、活き活きしていてすごく楽しい。彼女と某方との関係がもしかしてと思うところもあり、次の巻を読むのが楽しみ。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Profile
Author:月子
読んだものやら見たものやらの記録
Search
Calender
10 2024/11 12
S M T W T F S
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Archive
Shopping
Analyzer
Counter
忍者ブログ [PR]