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文學少女の友
本書は、つぎのようなかたに向けて書かれています。

・脳内に文學少女を飼っている人
・これから飼おうと思っている人
・飼おうかどうしようか迷っている人
・もう飼うもんかと決意した人」

(本のなかは、逃げ場のない青空。——はじめに)


と書かれてあるので、オトメな書評集なのかしらーと思っていたら、とても軽快でちょっぴり辛口な、文学論、作家論、という感じでした。括弧が多くて読むのが疲れた。
文中に登場する本、取り扱われている本が、全然、私の読むものと傾向が違って、論じられていても「?」となって勉強不足を実感しました。
一番面白かったと思ったのは、「日曜日 芥川選評を読む」。芥川賞には受賞作全集なるものがあって、選評も読むことが出来るそうなのですが、これの選評にツッコミを入れてみた章。芥川賞は、優秀賞自体か、その作家に未来ありとして授けるのか、という苦悩なんかもあったようで、なるほどーと思いながら読んだ。
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