読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
9世紀のアイルランド。少年修道士ブレンダンは、写本を作りながらバイキングに備えて砦の壁の工事を行なっていた。ある日現れたのは「聖なる書」を携えて逃れて来た修道士エイダン。エイダンの持つ書に魅せられたブレンダンは、彼の手伝いをするようになり、インクの原料を求めて禁じられた森へ足を踏み入れる。そこで出会ったのは森の妖精アシュリンで……。
「ソング・オブ・シー」のように音楽と映像が独特で美しい作品だった。また小さな女の子が歌う歌がいいんだよなー。
「ケルズの書」にまつわる民話、伝承をモチーフにしたお話で、なんだかちょっとビターな印象だった。村焼き(と言っていいのか)があった後、主人公らしく復讐の旅へ、とか、戦士になる、とかじゃなくてあくまで修道士として、写本を作ることを貫いたからかな。そういう話もいいよなー。
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