読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
東京に家出をした穂高。雨が続くその街で、晴天をもたらすことのできる不思議な力を持つ少女・陽菜と出会う。なんとかありついたライターの仕事の傍ら、陽菜と弟の凪とともに能力を利用して、依頼人が指定したその日を晴れにするという仕事を始める。だが天候を左右する大きな力には代償が必要だった……。
公開中なので続きから。
公開中なので続きから。
SFだったのがファンタジーにきたかあという気持ち。ここにきてセカイ系に回帰するの、作りたいものを作っているという感じで面白いなあ。後から考えてみて、ライト文芸でよく見るような、君と僕と世界で僕は君を選ぶという青春する少年少女の話なんだなと思いました。
お話としてはばらばらのエピソードを繋いでいるという印象で、ここもうちょっと詳しく! とか、あんまり現実感ないなあと思ったところも多かったんですが(「スパイダーマン」を見たのが同日だったので……)やっぱりエピソードの取捨選択をするとこうなるよなと納得する部分もたくさんあって、綺麗な作品だなあと思いました。しかしラストは「ええええええまじか!!!?」って思っちゃいましたが……。
でもきっと、それを選ぶのは勇気がいるし、選べたことは幸せなんだろうと思います。いい恋をして、まっすぐに思える人を見つけられたっていう奇跡の話だったのかな。
音楽と映像の盛り上がりと美しさは抜群で、挿入歌がやっぱりすごくよかった。こみ上げました。
PR