読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

「ごめん、愛してる。どうか幸せになって」
魔王と戦い、フローライトを助けたことで、カーネリアンは死んでしまった。
私が弱かったから──そう後悔しながら後を追ったフローライトは彼と婚約したばかりの十歳に戻っていた。
今度こそ彼を死なせない、戦わせないとフローライトは誓う。
愛を深めながらも、恐ろしい未来を変えたいフローライトと「私も君を守りたい」と言うカーネリアンは度々衝突。
まだ力が足りない。焦るフローライトの前に魔王が現れたかと思うと!?
お互いしか見えない二人の最強愛の行方は──?(裏表紙より)
上記内容紹介がオチだけ書いてないほぼ本文という、やり直しもの。
今度は愛する人を死なせないと、魔王にさらわれることのないように戦う術を身につけたら、学園生活を送ることになるなど前回とまったく違う人生になっていき、最終的に魔王すらも退けてハッピーエンド。
話が終わっているはずなのに全体的にさらーっと表面をなぞっているような印象の物語なのは、大きな起伏がないからなのかなあ。カーネリアンがフローライトに隠れて最強化しているのはすぐ予想がつくので、もうちょっとやり直しものらしい必死さが欲しかった。
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