読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

幼女の中で目覚めた現代日本人のチヒロは「金色の王」として、蜜蜂のクイーン・メルダの助けを借りつつ、家族たちと今日も元気に毎日を送っている。そんなチヒロが次に遭遇したのは、米! 醤油! 味噌! どうして懐かしいあの味が? キルファン帝国とは? そんなチヒロたちの前に、異世界転移者が現れ……。
幼女になった元現代日本人が知識と能力で異世界を快適に生きるためにやりたい放題するファンタジー。
この世界にはちょっと特殊な領域があって、また違った理でもって異世界人が関わっていて……と複雑な設定が明らかに。しかし異世界転移者と協力体制じゃなく敵対というかお説教対象になったのはちょっと残念だったなあ。まあ帝国の設定を思えば不可能か。
しかしこの第2巻、チヒロの奇声が読んでいてめちゃくちゃ辛かった。「にょ」「にょん」って中身がアラサーの現代日本人女性が言ってるんだよね……というのと、お説教モードのときに一人称「アタシ」で達者な喋り方をするんだからつまりわざと口調を変えているってことだよね? と思ってしまって。それこそ見た目は子ども頭脳は大人な名探偵のように、わざとそう言ってます的な描写があったらまた違ったのかもしれないけれど、あの語尾はきつい。
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