読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

高校時代に野外活動を楽しんだ彼女たちも、いまは社会人。名古屋の小さな出版社で働くリン、東京のアウトドアショップに勤めるなでしこ、小学校教師になったあおい、横浜のトリミングサロンで働く恵那、そして地元の観光推進機構に転職した千明……それぞれの場所で日々を送っていたある日、閉鎖された広大な施設の再開発計画をきっかけに、かつての仲間たちでキャンプ場を作ることになって……。
アニメの続きのつもりで何気なく見始めたので、みんなが社会人になっていてめちゃくちゃびっくりした。そうやって大人になってどう好きだったキャンプと関わるか、という答えがキャンプ場作りになるって最高だよなあ。
高校生だった頃の緩やかな感じは薄れているものの、みんなが集まるとあの頃の空気感になるのがわかるところが、積み重ねてきたものを感じさせていい。キャンプファイヤーみたいに燃え盛るんじゃなくて、ソロキャンの小さなランプの光のように、それぞれの心に「キャンプ」への気持ちがあるという、作品らしい部分が感じられるよい映画版だったと思いました。
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