読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
人々は皆、蛙、鼠など様々な動物の特徴を持つ、空に青い聖星が輝く世界。そこにただひとり、どんな種族の特徴も持ち得ず生まれたラブラック=ベルは、自らの由縁を探すために旅に出ることを決めた。旅の呪いを帯びながら、〈都市〉において剣士として、試練を受けることになったベルは、やがて世界と神を問うことになる。
オープニングからカタコームのティツィアーノ戦まで。
一番最初に読んだときは、私はシアンはベルによって死んだと思っていたなあ。それからアドニスには恋はしていないように思っていた。恋慕に近しい、強い思い入れだったわけで。
ベルが育ての両親と再会して、妹に会うシーンが好き。しかし一番の盛り上がりはやっぱりカタコーム戦だなあ。感応といえるのなら、きっとそれだと思う。戦いの思考に入り込んでいるような気分。
一巻はあんまり好きシーンがないかも。剣楽はかっこいいし、盛り上がるけれど、後の巻の方が盛り上がってる気が。
「オイレンシュピーゲル」と比べると、やっぱり最初期作なんだなあという感じ。こっちもかなり好きです。自分の頭の中で映像化して勝手に音楽を付けたりするのが楽しい。でも、オイレンの鋭さには敵わないなあと思う。
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