読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
祖母の死によって八百万の神々が見えるようになった大学生の澄香。一人暮らしの部屋は静かだったはずなのに、トイレの神が引き止めてきたり、かまどの神に怒られたり、鏡の神に文句をつけられたり、マイペースな家神などなど、騒がしい毎日。
とても面白かった! 毎日すごく騒がしくて楽しい日常だーと思いながらにこにこ読んだ。
神様が見えるようになって起こる騒ぎは、ツッコミが冴えていたり、ちょっと怖かったり、でもやっぱり笑えたり、泣けたり。どの登場人物も、みんなすごく好きだ!
それぞれによって神様のかたちは違う、ということに一番はっとする。だからノロ君とのエピソードはすごく、考えさせられた。誰もが同じものを信じているわけではないし、だから同じように見えているわけでもないのだろうな。でも、澄香のように世界が見えていたら、きっとすごく、明るくていい世界なんだろうなあ。
はるさんとのエピソードは、もう「家神ぃいいいいいい」ってなる。純情!
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