読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
30年と限られていたジャスミンの命
しかし訪れるはずのない誕生日を
4回迎えた彼女は
その日々、何を思い過ごしたのだろう
そして総帥の地位を継いだケリーは
何を見据え生きたのだろう
二人の言葉と想いが残された
本編では語られることのなかった
死の直前の女王の姿と
キングのその後を描く外伝登場(裏表紙より)
「エピローグ・アンド・プロローグ」とあとがきにあるように、スカウィの完結と新シリーズ始動のお話。スカウィの世界にもラー一族が関係してくる、という話でした。
『暁の天使たち』シリーズを読まなければ……。
怪獣夫婦の息子は、やればできる子でしたが、あくまで普通の子なんだなあと思ってそれが微笑ましかったり、ケリーとルウの交流が楽しかったり、ケリーはルウと会うことを楽しみにしていたんだと思うと切なく、次々とあの時代を共有した人たちがいなくなってしまうのが寂しく……。物語の続きってこういう風に寂しいものなんだなあと思う。
老けていくケリーがダンディでときめいてしまいました。
楽しいシリーズでした。次のシリーズも読みたい!
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