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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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90人の書き手による締め切りにまつわる随筆集。文豪から現代作家まで色々。
言い訳する人から、やらなきゃなーと思いながら別のことをする人から、遅れたことはないと断言する人から、本当に様々。嫌な思いをする人がいたということも書いてあり、その辺りは時代だなあと思う。作家が偉そうにできる時代だったんですね。へこへこ原稿を取らなければならなかった編集さんたちの苦労を思う。
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かつて木挽町という町があって、そこに曾祖父が営む鮨屋があった。一代で消えた幻の店を探すうち、日常と虚構、過去と現在がゆらゆらと絡み合いひとつになってゆく。少年時代のこと、出会った本や音楽のこと、東京という町のことなど、日々の暮らしによぎる記憶と希望を綴った、魅惑の吉田ワールド。新たな書き下ろしを加えて、待望の文庫化。解説 坪内祐三(裏表紙より)

半分くらいまでは何故か読みづらくてなかなか進まなかったんですが、後半からだいぶと現実の世界の話に近付いてきたからか読みやすくなった気がします。そんな感想が出てしまうほど、エッセイなのに、どことなく虚構の日記のような、とりとめのない話や空想、思索といったものが繰り返されていて、エッセイ? ノンフィクション? とちょっとジャンル分けに困るような一冊でした。
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お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎が引っ越した家には、一階に恒例の大家さんが住んでいる。二人の交流を描くコミックエッセイ。

話題になっていた本、いまさらながら読みました。
この不思議な関係ってどういうんだろう、としばらく考えたんですが、推薦文を読んで、友情かあ! となりました。友情は友情でも、家族に近しい友に感じる、愛情を伴った友情ですね。
大家さんのマイペースさとチャーミングなところがとても可愛い。それに振り回されている矢部さんは本当に気持ちの優しい人なんだなあ。普通の人としてちょっとずるいところも含めて、漫画に描かれているところが正直だなあと思いました。
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芸術大学を卒業して選んだ就職先は、介護職員。慣れない仕事の日々を絵日記に綴った、コミックエッセイ。

なんだか胸がじわーっとしてしまった。介護職は辛いし大変だってみんな言うけれど、それを選んで働く人たちの中には、この仕事が好きだ、楽しいって思える部分があって、その気持ちをすごく大事にしようっていう思いが詰まっているせいかもしれない。
施設で暮らしている人と職員って、過ごす時間が長くて、ものすごくパーソナルスペースに近付き合うというか、要介護の人たちは私的な部分に踏み込まれる関わり方をせざるを得ないんじゃないかと考えていて。そしてその人たちと関わる職員は細心の注意を払って仕事をする。だからお互いの距離感や接し方は硬くなって当たり前だと思うんです。
でも、同じところ、時間を過ごしている者同士、距離が縮まっているエピソードが集められているこの本が、とても嬉しくて、いいなあと微笑ましくなりました。そしてお年寄りたちの年の功、年長者だからこその気遣いや優しさがすごく伝わってきました。
もういない祖父母たちのことを思いました。もっと長く過ごしたかったなあ。
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緊急事態宣言が発せられた日から感じたことを77人の筆者に綴ってもらった日記集。
医者、教師、販売員、漫画家、小説家、旅行会社社員、主婦。それはもう、日本を構成する様々な職業の人(だがそれも一部)が、コロナによって変わった世界、それでも変わらなう仕事と、抑えきれない怒りと悲しみ、苛立ち、希望や、ささやかな喜びといったものを綴っています。
感じること、見えるもの、立つ場所が違うからこそそれぞれ違っていて、とても面白く、本自体も分厚いし、込められている感情の厚みに、手がずしっと重くなりました。政府や官僚に怒っている人が多く目についたのは、多分私がずっとあのときのことについて苛立ったままモヤモヤし続けているせいなんだろうな……。
リアルの声を集めたと感じた良い本だと思いました。こうして残されたことに意味があると信じたい。
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対吸血鬼戦闘用絡繰騎士《白檀式》
――ヘルヴァイツ公国が誇る天才技師・白檀博士の“五姉弟”は、欧州を吸血鬼軍の侵略から救う英雄となる……はずだった。
十年ぶりに目覚めた“失敗作”、第陸号・水無月は想定外の戦後を前に愕然とする。
起こるはずのない暴走事故により、“虐殺オートマタ”として歴史に名を刻んだ五体の姉兄たち。
さらに大公と吸血鬼王による突然の和平を経て、公国は人間と吸血鬼が平等に暮らす世界で唯一の共和国へと変貌を遂げていた。
亡き博士の娘・カノン、吸血鬼王女・リタとの出会いを通じ、新たな“日常”を受け入れていく水無月だったが――。
オートマタの少年と二人の姫が織りなす、正義と反抗のバトル・ファンタジー起動!!(Amazonより)

「失敗作」として戦時中に強制停止された水無月。彼が目覚めたのは十年後、戦争が終わり、人間と吸血鬼が共存して暮らす希少国となったヘルヴァイツだった。しかも母である白檀博士は亡くなっており、彼女の娘で本来なら大公女であるはずが一般人として密かに暮らすカノンによって目覚めさせられていた。人間の営みを知らない水無月は、未だ吸血鬼を敵とみなし、戦えないことに苛立ちを募らせていたが……。
どこまでも鈍感で人の機微がわからないけれど、少しずつ学んで、大切なものを得て、自らの真実を知るオートマタの水無月と、一生懸命だけれどどこかずれている、でも決して境遇に負けることのない芯の強さを秘めたカノンを主軸に、敵対する勢力と戦うファンタジー。
謎は散りばめられているけれどこの一冊でも水無月の成長ぶりも見られるし、姉との戦闘や、学園生活なども垣間見れて、楽しかった。
いやしかし、タイトルめちゃくちゃかっこいいですね。特にサブタイトル、すごく世界観にあっているし、まさに「再起動」というお話だった。タイトルがいい本はいいものだ。
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本好きのお茶会で昏倒したローゼマインはエーレンフェストに強制送還された。下町の面々との再会もあり、神殿での読書三昧に心はうきうき。冬の日々は穏やかに過ぎるように思えたが、聖典から謎の言葉と魔法陣が浮かび、引き籠もり生活は一変! 貴族院二年生の終わりに向かって尋問会、聖典検証会議が続く上、見習いの名捧げ問題に直面。初参加の領地対抗戦を観覧中には、ダンケルフェルガーとのディッター勝負へ挑むことになるばかりか、表彰式をテロが強襲!
卒業式を前に、ローゼマインはフェルディナンドと共に貴族院の騒乱を止められるのか!? 
領地間の不穏な緊張感が高まる大人気ビブリア・ファンタジー最新刊!
書き下ろしSSは卒業生二人の恋物語×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!(カバー折り返しより)

強制送還後、エーレンフェストでの仕事をこなす中、何故か王位にまつわる魔法陣を見つけてしまったり、下町の面々と久しぶりにやり取りをしてトゥーリのおかげで母さんの布を探り当てたり、ローデリヒが名と物語を捧げてくれたり、上級生の側付きたちが続々縁づいたり。
中でもすごく不穏なのは、王位について、フェルディナンドが関わっているっぽいところ。これでローゼマインが近くにいるのはすごくやばそう。絶対巻き込まれる。
領地対抗戦でテロが起こったのはだいぶときつい。その後みんなある程度普通にしているのが、大丈夫……? となる。よくあることなのかな……もうちょっと動揺するかと思ったんだけれど。
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収穫祭の優勝金授与のため、離宮に招待されたシェヘラたち。だが、そこで彼らを待ち受けていたのは、国王による脅迫まがいなサディーンの王籍復活だった! そのうえ「この国に魔法使いは必要ない」と宣告されたシェヘラ。このままふたりは永遠に離ればなれに!? 魔法の真実が明かされるとき、シェヘラが選ぶ未来とは――? 半人前魔法使い×守銭奴元王子のアラビアンファンタジー感動の最終巻!(Amazonより)

サディーンが王位継承権第一位を与えられ、シェヘラは王により彼との別れを勧められる。そして明らかになるシェヘラの魔法の秘密。そして暗躍するクルファが強硬手段に出たために、サディーンとシェヘラ、そしてアフガットは協力して民を救うために奔走する。
ハッピーエンドに至るための第3巻。最後の最後でとてもヒロインらしく、対話という手段を試みたシェヘラに拍手。
あと最後の最後でアフガットが最高だと思いました。異母弟と反逆者の望まれない子を養子にするって、とても素敵ですね。物語が生まれちゃいそうですね。最後にめちゃくちゃ株を上げました(私の中で)。
シェヘラとサディーンの結婚式も見られて本当によかった。お幸せに。
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白金の長い髪、神秘的な青い瞳、蠱惑的な紅い唇―シャリア王国の王妹ルイーゼは、その美貌で貴族の視線を一身に集めていた。しかしその実態は…王女として育てられた王子。歴とした男だったのです!どSなお付きのレクトルに悪態をつかれながらも、型破りな日々を送るルイーゼ。そして国を挙げての花婿選びの席で、自分と同じくらい美形なオレスという興味深い対象と出会うのだが、それは事件の始まりでもあって…?(Amazonより)

王位継承争いから遠ざけるため、王女として育てられた王子ルイーゼ。その美姫ぶりは誰一人として疑わぬほど。しかし彼は非常に傍迷惑な性格に育ち、裏では周囲を騒がせる困った人物だった。そして兄が即位し、結婚相手を見つけるよう告げられたルイーゼは、最も自身が楽しめる場で性別を明らかにしようとし……。
だいぶと迷惑な性格の主人公が巻き起こすドタバタコメディ。能力が高いはずなのに、無駄なことにしか使っていない感がとっても笑
協力者になったオレス、これはやっぱり……と思ったら。
ルイーゼは最終的にだいぶみんなに怒られたようで、よかったです。迷惑すぎるもんなあ笑
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女児誕生の喜びに沸く大丸家の別荘。だが母親は出産の疲労から急逝し、赤児は、同じ日に娘が生まれた漁師の家に預けられた。数日後、娘を迎えに来る大丸氏。しかし、その手に戻されたのは実は漁師の娘だった。取り替えられて富豪の娘となった千鶴子、漁師の娘として育つしのぶ、二人を待ち受ける運命とは?(裏表紙より)

同じ日に生まれた赤ん坊。かたや資産家の娘、一方は貧しい漁師の娘。預けられた先で火傷を負ったために、褒美の取り分を気にした漁師によって入れ替えられた赤子たちは、数奇な運命のもとに成長するが。
入れ替わった先で、漁師の娘はご令嬢として高飛車な性格に、資産家の娘は心優しく賢い娘に育った。果たして正しい居場所に戻れるのか、という話で、時代柄もあると思うんですが、みんな信心深く、清らかな心根を持つことを美徳とするのでものすごい理不尽や意地悪に過剰に怒りを示すこともない、という。こういう一つの完成された世界なんだなあ、と興味深く読みました。
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Author:月子
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