読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
幼い亜季が、祖母と訪れた神社で出逢った一人の少年。本殿に一人佇む黒い翼を持つ少年・深山は、伊津納神社の神様だった。
深山に会いに神社に通う亜季に、無愛想な深山も次第に心を開いていく。しかし、本殿から出られない深山とは、決して触れ合うことが出来ない。高校生になった亜季は、自分の心に芽生えた感情に戸惑いを感じていた。
そんな中、亜季は長らく途絶えている巫女舞と、それにまつわる神と巫女の悲しい物語を知り——。
永遠の時を過ごす孤独な神様と、彼に寄り添う少女の切ない恋物語。(裏表紙より)
祖母の住む田舎の神社で、黒い翼を持つ少年の姿を見てから、アキは神様を信じるようになった。何度も何年も通ううち、彼と言葉を交わすまでになるが、神である深山は俗世と関わることを禁じられていた。けれどアキは少しずつ恋心を育てて……。
淡くて甘酸っぱい、時の流れが違うもの同士が、刹那に心を通わせるお話。切ないラブストーリーでした。
もうちょっと神様周りの事情を読みたかったなあとか、もう少し亜季と深山の交流を見てみたかったなあと思いました。
PR