読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
革命とその後の混乱を経て、平和を取り戻したフロリア。その王都パリゼの隅で、劇作家のオーギュストは小さな菓子屋を見つける。そこは魅惑の菓子で溢れていたが、無愛想な銀髪の店主は何やら怪しげで、すわ革命派の残党か、或いは盗賊かと疑うオーギュストだったが……!? “将軍の銀の猟犬”と呼ばれ名を馳せた動乱の英雄が、女王の菓子職人として大活躍! 後に“菓聖”と呼ばれることになる青年の伝説を描く、ヒストリカル・ファンタジーが上下巻で登場!!(裏表紙より)
革命後のパリを思わせる街で、かつて凄腕の兵士として名を馳せたアルジャン・カレールはパティシエとして働いているのを知ってしまった、貴族出身のお坊ちゃん劇作家オーギュスト。オーギュストの視点から菓子にまつわる出来事を語る話もあり、アルジャンの視点から、いかにして薔薇と呼ばれた女王マリー・ロクサーヌと出会い、約束をしたかという話もあり。
女王との出会いもさることながら、「女王の菓子職人だ」と名乗ることとか、本当に胸がきゅんきゅんする。下巻がどうなるのかすごく楽しみです。
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