読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
お金と貧乏と暴力について、自らの過去を交えて語る自伝的な一冊。
子どもの頃の貧困、周囲の状況、家族。
お金がない中で暮らすこと、仕事を得ること。
ギャンブルのこと。
自分の周りだけでなく、世界の貧困について。
ただひとつ「お金」や「貧困」は、人をこんな状況に追いやるんだよ、というのが語り聞かせられるように書かれていて、何度もため息をついてしまう。
これを読んで、お金にじかに手を触れるって大事なのかもしれないな、なんて思った。仮想通貨のこととか、FXとか。見えないからその大事さを忘れがちになってないかな、なんて。
巻末にある谷川俊太郎さんから西原さんへ四つの質問で、「何がいちばん大切ですか?」の答えが「かぞくとしごと。」なのが胸にきた。
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