読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
驚くべき創作意欲に一生を捧げた稀有な作家、栗本薫/中島梓。彼女の担当編集者であり夫であり、いちばんそばにいた最大の理解者である今岡清が、作家の知られざる素顔を交えながら、その挑むような生き方、苦悩そして想い出をゆるやかに綴る貴重なエッセイ集。(カバー折り返しより)
中島梓さんの夫である今岡さんが、中島さんとの思い出や亡くなる前後のことを回想しながら、妻の葛藤を紐解く。
なんというか、こういう夫婦の形もあるんだなあという感じだった。伝説的作家がどんな苦悩と葛藤と痛みを抱えて生きてきたのかっていう壮絶さを感じて、それを間近で見ていた人はこうならざるをえなかったのかもしれない、みたいな。心をすり減らして生きるってこういう人のことを言うのかもしれない。
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