読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
各地の飲食店主や職人の取材を続けるかたわら、お酒のミニコミ『のんべえ春秋』を発行してきた著者。懐かしの大食堂、小さな台所での工夫、郊外のコーヒーショップ、都会の片隅にある畑……。日常のささやかな変化を感じながら、さまざまな食べもの・飲みものとの出合いを綴る。おいしい話満載の一冊。(裏表紙より)
食にまつわるエッセイと農作業日記。半分くらい農作業日記だったので食エッセイを読むつもりでいるとちょっとびっくりしました。
全体的にどことなくやさぐれ感があるのは、誰でも日常に感じるささやかな苛立ちをきちんと書いているからかなあ。細やかなものを書くためにはそういう、流してしまうものを見つめ直す作業が必要なのかもしれないと感じました。
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