読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
王弟アルフォンスの謀反に加担し、ブローデル王国を逃れたデュヴァリエ侯マルセルとニノンは、エルシリアに滞在していた。エルシリアは、マルセルを覇権争いに利用しようとするが、マルセルはただ様々な夫人と浮名を流す日々を送っていた。恋人のバルデス夫人の前で恥をかかされたモリーナ伯は、マルセルを執拗につけ狙う。一方、アルフォンスの寵愛を受けていたグルーズ夫人が現れ……。(カバー折り返しより)
『翠緑の森の騎士』に続く二巻目。敵として登場していた訳あり主従、マルセルとニノンのお話。いやー、ニノンがむくわれてよかった! ラストまでほとんど二人が接触しなかったのでちゃんと結ばれるのかなあと思いましたが、思いを吐露し合うとあっという間だった。舞踏会で「私の婚約者です」をやるのはロマンです。
ブレイエの粗野だけれど優しいところがいいなあ。恋に関しては完全に当て馬だったので可哀想でしたが、主人と同僚に恵まれたみたいでよかった。
PR