読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

乃木ゆりえの前に突然現れたのは、高級ホテル乃木グループの御曹司であり、五年前に離婚した一馬だった。祖父を看取るまでの二ヶ月、夫婦のフリをして欲しいと頼まれる。五年前、彼があっさりと離婚を承諾した心の傷は癒えないが、ゆりえの心を溶かすのも彼だけだった。「俺は、君を求めている、ただの男だ」彼の熱い抱擁に、気持ちが揺れるゆりえは、その腕を手放せなくて……。ふたりの運命が再び廻り出す、溺愛を抑えない御曹司×健気に生きる元妻のセレブリティラブ♡(裏表紙より)
家族にかけられた冤罪によって身を引く形で離婚したゆりえは、忘れられずにいた元夫の一馬と再会し、偽りの夫婦生活を演じることになる。
再会、夫婦を演じる流れなど、海外ロマンス小説を思わせるドラマティックなシーンや描写にどきどきしました。一馬の口説き方がいちいち情熱的ですごい。
後ろ向きでいたゆりえがそのことを自覚して、離婚の遠因になってしまった悪い意味での従順さを自覚するのもよかったな。
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