読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
人のオーラが見える貧乏伯爵令嬢のリナ。彼女はある日、第三王子ジルベルトの婚約者を決める夜会に強制的に参加させられることに。場違いだし、王子をちらっと見たらさっさと帰ろうと決意した矢先……。なんですか、あれ! オーラが眩しすぎて目がつぶれる!? 絶対に関わりたくないっ——と思った翌日、どうして挨拶すらしていない私が王子の婚約者候補になってるんですか!?
オーラが見える貧乏伯爵令嬢と(オーラが)眩しすぎる王子の王宮ラブコメディが短編つきで書籍化!(裏表紙より)
貧乏伯爵家の出身で、ちょっとマイペースな気質を持ち、オーラが見えるがゆえに素直な令嬢のリナ。オーラが眩しすぎる王子様を直視できずにいたところ、その態度が気にかかったジルベルトの妃候補の一人に加えられてしまう。周囲は身分も立場も教養も素晴らしいご令嬢方ばかり。しかし純朴な性格のリナは彼女たちに気に入られることになり、さらにはジルベルトも接近して……。
目が潰れるー! 眩しいー! っていうラブコメかと思ったんですが、意外と政治要素も絡み、王位継承問題の決着をみることに。トリアンナ妃がとても頭のいいすごーくいい人で、リナと会えてよかったねという気持ちです。実の息子たちに警戒されているトリアンナに対してまったく物怖じしないリナが微笑ましい。
ヒロインのたらしぶりが楽しかったです。
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