読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
この世とあの世の狭間である三途の川に潜む外道衆と戦い続けてきた、侍戦隊シンケンジャー。シンケンジャーを率いてきた志葉家の現当主、丈瑠はただひとり外道衆と戦っていたが、後見役の言葉にし難い、家臣に当たる四人を招集する。侍戦隊シンケンジャーの復活であった。
めちゃめちゃ面白かった。最終話周辺は熱かった……!
レッドを「殿」、他のカラーを「侍」と呼んで、上下関係があるのにときめきました。殿って呼んでるくせに仲間たちが丈瑠を遊びに引き入れたりするところ、可愛くって楽しかったなあ。かと思えば殿様は強くもあり厳しくもあり。そのオンオフがたいへんおいしゅうございました。
やっぱりキャラクター性が面白くて、特に女性陣がとても可愛かった。強くてしっかり者、聡いけれど家庭的な方面のセンスは壊滅……なピンクの茉子。ほわほわな京都弁女子、うちアホやからが口癖だったけれど痛みを押し隠して優しさを振りまくことは。ふたりが本当に可愛らしくって! かと思えばシンケンジャーとして戦う強さもあって、きゅんきゅんしてました。
敵も魅力的だったなあ。薄皮太夫や十臓のエピソードには、「三途の川」に生息する悪役というだけに陰湿で悲しさが含まれていてどきどきしながら見守ってしまった。
あとはとにかく最終話周辺の、丈瑠の本当の正体らへんのことよ! そのどきどき感から解決まで、めちゃくちゃ熱くてたぎりました。「頭が高い、控えよ!」と姫さまが言うの、泣きそうになりながら見てました。
たいへん面白く味わいました。普段特撮物ってあんまり見ないんですが、改めて見てみると楽しいなあ。
PR