読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
シンデレラの末裔であるディセント伯爵家はいわくつきの靴を蒐集している——そんな噂を聞いたエデルは、ひとりでに動く母の遺品“赤い靴”を鑑定してもらおうと、次期当主・アランの元を訪ねた。だが、彼が告げたのは……驚くべきシンデレラの真実!! 靴を取り上げられたエデルは母の死の真相を知るため、極度な人見知りにもかかわらず、アランの靴店『ガラスドーム』で働くことにするが!?(裏表紙より)
おおー! めちゃくちゃ可愛らしくて素直な少女小説! ときめいたー!
頑固ながら高名な靴職人の祖父に鍛えられたエデルは、引っ込み思案な少女。魔術師と共謀した上で家族を犠牲に王妃にのし上がった『悪女』シンデレラの末裔のアランは、靴工房の経営者で尊大な性格。そんな二人が、シンデレラが広めた魔術師の靴を回収しながら事件解決に挑む話、というシリーズでしょうか。
この『靴』をモチーフにしているところが、実にロマンティックで可愛らしい。尊敬する人に前に進むための靴を贈ってもらうっていうのは、ロマンだなあー!
魔術師の存在もあり、まだまだ広げていける世界なので続きを楽しみに読むぞ。
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