読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
十九世紀半ば、パリに産声をあげた、世界初のデパート《ボン・マルシェ》。衝動買いを誘うウィンドウ・ディスプレイ。演奏会、バーゲンなど集客戦術。〈必要〉から〈欲望〉へと、消費のキイワードを一変させた天才商人、ブシコーとその夫人の足跡を追う。(裏表紙より)
デパートについて調べたかったので読んだ一冊。
パレ・ロワイヤルの一階部分が商店街だった、という歴史があり、マガザン・ド・ヌヴォテと呼ばれる流行品店が生まれるようになってから、やがてブシコーという男が店を目立たせ、購買意欲を掻き立てる工夫を行う、のちのデパートである店を作る。めちゃくちゃわかりやすくておもしろい! 演出の方法や雇用の工夫など、感心させられました。ぎすぎすはしているかもしれないけれど当時にしてはホワイト企業だったのかなあ。
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