読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
留学する衛を見送りに空港にやってきたうさぎは、そこで何者かの急襲を受け、彼を失ってしまう。衝撃のせいで記憶が曖昧になったうさぎを助けた三人組は、やがてうさぎたちの通う高校に転校生としてやってきた。彼らは人気急上昇中のアイドル・スリーライツ、そして他の星からやってきたセーラー戦士だった。
原作におけるギャラクティカ・シャドウ編。シリーズのなかでも仲間が次々に完全消滅する&敵として立ちはだかる、どシリアスな展開が続く最終シーズン。
登場人物やお話はざくざく削られているので、最後のシーンに至るカタルシスは薄め。いつものようにうさぎは自己犠牲と銀水晶の力で銀河を救いました、という原作ファンには色々と惜しい話運び……。セーラーコスモスの孤独と戦いが続く果てしなさの絶望と、彼女がセーラームーンに見出した希望がとてもいいんだけど、そこまで描写するには尺が足りなかったか。
最後の最後まで本当にタキシード仮面/地場衛がかっこよくて、原作の最後のモノローグを語るにふさわしい役者さんだったなあ、と全公演を見て思ったのでした。
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