読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
魔法少女の一人、七海やちよは、敵対勢力であるマギウスや神浜市の噂を辿るなどして、行方不明になった環いろはを探していた。それはやがて見滝原市にも訪れる災厄「ワルプルギスの夜」に繋がって……。
それは、環いろはが魔法少女になる前。彼女たちの始まりの物語。マギウスの魔法少女、里見灯花と柊木ねむ、そして存在を忘れられていたいろはの妹のういは、同じ里見メディカルセンターに入院していた友人同士だった。いろはを戦わせたくないという願いで魔法少女となった三人だが、ういの消滅をきっかけにすべてが狂い始めた。すべての魔女を救う「エンブリオ・イブ」とは……。
まどかたちの物語が進行すると同時に進むもう一方の物語。魔女が実は……という設定の部分を掘り下げるような、「誰かを思う魔法少女の悲劇」を描いた印象の、闇が深い話だなあと思って見ていました。
Final SEASONで神浜市の魔法少女たちの物語は一度閉じるわけですが、あまり幸せな結末じゃないよな……なんて思うのは、登場人物が多くてどうしても全員が幸せにはなれないからなのかな。
見滝原市の、まどかたちの物語がどこへ向かうのかさらに気になってきたので、今後の展開も楽しみにしています。
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