読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
父の不在と病気療養のため、母の実家に身を寄せた榊原恒一。だが夜見北中学とクラスを覆う不穏な気配に気付く。クラスメートで眼帯をした不思議な少女・見崎鳴を取り巻く状況に関わることになった恒一は、その3年3組の呪いともいえる現象に巻き込まれていくこととなる。
学校を覆う呪いなんてないんだよ、という話だと思っていたんですが、がっつり呪われていたしホラーだしオカルトだった。人がバンバン死んでいくので、「お…………おお……おおお……」と見入ってしまった。
かなり閉鎖的な地方。よそ者を排除するような気配、というよりかは地域性が強く地元民の関係が強固。なので、〈現象〉の被害がすごい勢いで広がるのがすごく怖いし、面白い設定だなあと思いました。また中学生たちがどんどん狂気に飲まれていく感じが、すごい。怖い。合宿とか絶対やっちゃいけないやつじゃないですか……。
誰が「もう一人」なのか、ああーなるほどなーと思う結末で、原作を読みたいと思いました。面白かったです。
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