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檸檬のころ (幻冬舎文庫 と 8-2)
保健室登校の女友達とのぎこちない友情。同級生と馴染めない、音楽ライター志望の偏屈な女子に突然訪れた恋。大好きな彼とさよならすることになっても、どうしても行きたかった、東京——。山と田んぼに囲まれた田舎の高校を舞台に、「あの頃」のかっこ悪くて、情けなくて、でもかけがえのない瞬間を切ないまでに瑞々しく綴る、傑作青春小説。(裏表紙より)

すごく染みた……。高校生っていいなあ、青春だなあという一冊だった。
秋元さん関連の話が切なかった。好きだけど、好き、だけど、っていう思いが胸にくる。
みんな生きるのに精一杯という感じで、無意識に今を生きようとしていて、その上で経なければならない出来事に、泣いたり笑ったり怒ったり悲しんだりして、そういうの、すごくいい。
あとがきにもあるように、「地味な人なりの青春」っていうものが感じられて、とても引き込まれて読んだ。「こういうドラマ、あるよなあ」っていう私のイメージなのだけれど、いいなあ、いいなあ、とずっと思いながら読んでいた。
とても素敵な一冊でした。これは人に勧めたいです。
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