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空の中 (角川文庫 あ 48-1)
200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?
一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とは——すべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタテインメント!!(裏表紙より)

面白かった! 有川さんがいう「大人ライトノベル」というものなんだなと思った一冊。生物を拾って育てるというのは子どものロマンだし、航空機や未知の生物というのは大人のロマンかな、と。
有川作品は、人が人に向ける思いの書き方が独特な気がする。計算高い思考がぱっと出てくるのって、あまり見ないような。
にやにや大賞は高巳と光稀で、じんわり大賞は宮じいだな。それから大人対子供には不覚にも燃えた。ディックとの対話の部分はちょっとしんどかったけれど、でも面白かった。瞬と佳江、真帆の子供サイドも良かった。子供サイドの、特に真帆のキャラクターはライトノベル的。しかしやっぱり大人サイドのにやにやはすごいなーと思う。エピローグ良かった。彼らの続きは「クジラの彼」の一編なんだよな。もう一度読んでこよう。
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