読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
グラルデの女領主から、屍肉を喰らうという半人半獣の一族マム=クランにさらわれた孫息子を救出することになったシィン。マム=クランの魔女エリンの案内で進む一行だったが、マム=クランを狙う影の存在と、闇の精霊の存在があった。
半獣半人一族のエリンと、グラルデの女領主、その護衛のカイと共に、半獣半人一族マム=クランの元に行く話。
エリンが人間ではないからか、ラダストールとシィンの魂の力みたいなものが見えていて、二人の仲に進展はあるかとどきどきする。んだが……これで発行はストップしているんだよな。ザル・モル・ラウが入ったことで、ラダストールのつかみ所のなさもなんとか解決するかと思われたのに。
じりじり具合は、今刊行している「グランドマスター!」にひけを取らないかも。世界観としては、人が把握しきれないほどの神が存在して、様々な宗派があって、というところが私としてはおいしい。かなり強いヒロイン・シィンの揺れっぷりと、美形で神官で強いラダストールのうろんさと影、前世からのつながり、とか色々良いのにな。
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