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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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真珠の耳飾りの少女 通常版 [DVD]
家計を助けるために画家フェルメールの家の下働きとなったグリート。彼女が芸術に関して秘められた才能を持っていることに気付いたフェルメールは、絵の具の調合を手伝わせたりと彼女を重用するが、それが家族の反発を呼んでしまう。そしてついに、フェルメールはグリートの肖像画を描くことになり……。

有名な絵画「青いターバンの少女」(「真珠の耳飾りの少女」ともいう)を題材にした作品。原作となる小説があるんですね。
身分が低く、立場が弱く、虐げられる立場にありながら、直感的な芸術センスを持つグリート。画家としてよいものを描こうとするが芸術を理解しない家族に苛立っていることもあって、彼女と距離を縮めていくフェルメール。ただの不倫とは思わないんですが、芸術のパートナーってこういうことがまま起こるんだろうなあと思うと、なんとも言い難い気持ちになる。時代なのか価値観なのか。
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帰ってきたヒトラー [DVD]
2014年ドイツ、ベルリン。突如現れたその男は、自殺直前のヒトラーだった。リストラされた番組制作者のザヴァツキはひょんなことから彼を見出し、番組を制作する。それがきっかけとなってメディア進出を果たしたヒトラーは、かつて国民を扇動したその演説で人々を魅了していく。さらにはネットの力も合わさって、その危険性を誰も気づかないまま。

コメディかと思ったらとんでもないホラーだった。いやいやいや、いやいやいやいや! 笑え! って言われてるけど笑えないよ!
それでもこのヒトラーという人が、どんな影響力を持っているのか、人を魅せる能力に長けているかということを描いているのは面白いんだよなあ……怖いんだけど……。メディアとネット、あと大衆の恐ろしさを見せつけられた気がする。
知識を持って、きちんと歴史を知って、知恵をつけることが大事なのかもしれない、と思いました。
バチカン・テープ(字幕版)
どこにでもいるごく普通の女性、アンジェラ。ある日指先に傷を負ったことをきっかけに、周囲で不可思議なことを起こるようになる。あまりにも続く不幸や死に異変を感じた父や恋人は、検査の結果、彼女が悪魔に取り憑かれていると告げられる。バチカンから派遣された神父は悪魔祓いを行うが、現れたのは凄まじい力を持つ悪魔だった。

パッケージ版がないのでアマプラを貼ります。
実は全部作り物なんだよーん、みたいな展開を想像していたんですが、ガチで悪魔に取り憑かれていた。悪魔祓いのシーンは緊張感あったなあ。ここまでやって悪魔が憑いていなかったらどうしようかと思った。
悪魔に振り回された感が強くて、誰も勝つことはできない、みたいな終わり方だったのが消化不良です。いやでもこれまで見てきたホラー映画(悪魔もの)を思うとだいたいこんなものなのかな?
海老反りがきたときは「きたきたきたー!!!」と興奮したので、私にはホラーの素養があるのかもしれない。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女IV」
春は恋が芽生える季節! ローゼマインの側近や専属達が何だか色めき立って、衣装を作ったり、お披露目したりと華やいた様子。神殿の工房では新しい印刷機もついに完成し、本作りは広がりを見せていく。絵本に、楽譜、騎士物語等、様々な本を販売するにまで到った。今後の領地内における印刷業の拡大を見据え、まずは製紙業を広げることに。ローゼマイン一行は紙の作り方を教えたり、新素材の研究をするため、イルクナーへ向かう。少しずつローゼマインを取り巻く環境が改善される一方、現領主の姉が来訪したことで、エーレンフェストには不穏な空気が流れ始めるのだった。
第三部完結へ向けて貴族達の想いが交錯する、ビブリア・ファンタジー転変の章!
大増書き下ろし番外編2本+椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!(裏表紙より)

活版印刷ができるようになって、製紙業も始まり、素材集めも順調。けれど事件の予兆が、という第三部4巻目。うーん、ゲオルギーネが強大な敵として立ちふさがりそうで怖い……。
今回はとにかく、見たかったブリギッテの新衣装が見られて眼福でした! おおーないすばでぃ! 短編のダームエルとのやりとりも微笑ましいですが、この作品、思いとは裏腹に政治的な理由でカップリングしたり退場したりしそうな世界観なのでちょっと不安だ。
今日も妻のくつ下は、片方ない。 妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました
音楽を生業にしていた僕は、エッセイストの妻と結婚し、兼業主夫になった。慣れない家事の、難しさと面白さ。くだらなくて笑える、小さな幸せ。でも僕は——「妻に稼いでもらっている」「音楽では食っていけない」。もやもやと過ごしていたある日、妻の妊娠が発覚し…? ゆるくて時々ヒリつく主夫コミックエッセイ。(裏表紙より)

犬山紙子氏の夫である劔樹人氏の日常コミックエッセイ。
2ページでオチがつくのでわかりやすいし読みやすいし面白い。悲喜こもごもみたいな部分とか、モヤモヤ感とか、そういうのがじんわりと滲んでいて味がある漫画だった。
SUNDAY MORNING ウミウシのいる休日: ウミウシのいる休日
ウミウシの写真集。
正直気持ち悪くはあるんだけど、可愛いんだよなあなんでだろう。
カラフルですごくおしゃれな本でした。どうやって撮影してるんだろう、これ。
毒親サバイバル
「毒親」のいる家庭で生まれ育った11人の男女を取材して、その生まれ育ちをまとめたコミックエッセイ。
こうして読むと、ネグレクトには本当にいろんなパターンがあって、それをどうやって生き延びるかというのも本当に人それぞれで色々なんだなと思います。
いままで実の両親から受けた仕打ちのことを読む場合が多かったように思うんですが、祖父母に触れている話が多かったのが印象的でした。
イヌの心理学 愛犬の気持ちがもっとわかる!
犬の行動から、犬はこういうことを考えていることが多いよ、という解説本。
動物の家族を持ったことがないので、実際のところどうなのかなあと思いながら、犬が我が家にいたときにどう接すればいいのか考えられて面白かった。
仕草を解説しながらしつけのことも書いてあって、犬と暮らすときには参考にしようと思いました。
ハルコナ (新潮文庫nex)
世界を救うハルコ。
ぼくは君に何ができる?
5年前、遠夜の隣に引っ越してきたハルコは特異体質をもつ少女。数十キロにわたり花粉を消滅させるかわりに自分には猛毒となるため、宇宙服のような防護スーツを着けなければ外出ができない。通学は遠夜がサポートを続けるなか、事故が起きる。それはクラスメートを巻き込む事件に発展するのだが。——世界を敵に回してもハルコを守りたい、と願う17歳の決意が迸る圧倒的青春小説!(裏表紙より)

比喩的な、象徴的な話だった。その人に見える世界はその人だけのものという感じ。当事者を置き去りにして過熱する周囲が怖いし、その中で遠夜が最後まで冷静だったのはハルコと生きる覚悟をしているからなのかなあ。学校とかその町とか狭い世界じゃなく、もっと広い世界で、ハルコとどうすれば一緒にいられるかを考え続けているからかもしれない。
劇場アニメーション「LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-」DVD+CD
異世界で魔王ヴァルヴァランを倒すべく立ち上がった領主の娘コーネリア。狂戦士、魔道士、暗殺者は彼女と力を合わせて戦っていたが、魔王の「魔王転生」の術に巻き込まれ、異世界に転生してしまう。そうして今度こそ魔王を倒す、はずだったが、コーネリアは犬になり、仲間の三人はそれぞれ自由に、かつごくつぶしとして駄菓子屋に居候、さらに魔王はいたいけな少女となっていて……。

魔王と転生ネタを扱いつつも、日常系な中編アニメ映画。
女子たちがわいわいしていて、かつ幼女が元魔王というのは好きな人にはたまらないやつだよなあ。
何にも考えなくてもゆるーく楽しめる作品で、前世(異世界)絡みの事件はあるものの、平和でいいなあと思いました。
最後の絵、めちゃめちゃ上手いな……。
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Author:月子
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