読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
![華麗なるギャツビー [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51PJFqsv28L._SL160_.jpg)
豪邸に暮らし、毎夜パーティを繰り広げる、謎の富豪ギャツビー。彼の友人だったニックは回想する。彼の過去。何のために巨万の富を築き、誰のためにパーティを開くのか。それは「すべてをやり直すため」だった。
絢爛豪華、派手ではちゃめちゃな話かと思いきや、風刺や哀愁に富んだ切ない恋物語だった。ギャツビーの視点ではなく、親友からの視点で彼のことを語っているというのがめちゃくちゃいい。当事者でないからこそ見える、ひたむきさ、悲しさ、尊さってあるよね……。富と栄光、そればかりを守って大事なものを見失った人たちの中で、確かにギャツビーはその生き様やまっすぐで不器用な心が「グレート」だったなあ……。人生とか成功を面白おかしく書きたてて騒ぎ立てる人たちの中で、大事な人にだけ本当のことを伝えて、そういう人たちを軽蔑して距離をとっていたギャツビー。悲しいし、愛おしいし、切ない。でも本当はギャツビーも含めたみんな、形のないものばかりを見ていたのかもしれないと思うとな……。
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![転生したらスライムだった件 1 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51YtnHuvjcL._SL160_.jpg)
![転生したらスライムだった件 8 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51f2836MRbL._SL160_.jpg)
通り魔に刺されて死んだ会社員の男。謎の声を聞きつつ、目が覚めたら異世界の洞窟で、スライムとなっていた。スライムとして転生した彼は、洞窟で出会ったヴェルドラという竜から、リムルという名をもらう。「捕食者」のスキルを持っていたリムルは、洞窟や封印ごとヴェルドラを捕食し、彼を解放するすべを求めて旅に出るが……。
スライムという一見、誰しも最初期に出会うような一番の雑魚キャラに転生した主人公が、実はすごいチート能力を持っていて、人誑しを含めて、仲間を増やしたり国を作ったり人を救ったりする。なろうのお約束めいたものを詰め込んだ作品で、なるほどなーと思いながら楽しく見ました。
キービジュアルなどで人型になっているので、まさか人を食べるのか……と思っていたら、やっぱりそういうエピソードだったか……。第1シーズンの山場でもあって、胸にきました。
原作がどんな雰囲気が気になるので、機会があったら読んでみたい。

幼い頃から食べることが好きだった。母手作りの素朴な家庭料理を、家族で囲んだ温かな食卓——。大人になった今は一人で作って一人で食べて「私は天才かっ」と一人で叫ぶ。季節外れのローストチキン。深夜に食したホヤ。カビの生えたパンだってちょいちょいっと削れば、あらおいしい。少し孤独。けれど食欲全開、今日も幸せ。雑誌「クロワッサン」の連載をまとめた極上の食エッセイ。(裏表紙より)
いくつか食エッセイを読んできて、阿川さんのエッセイは育ちの良さが滲んでるなあと思う。私にはちょっと違う世界の感じがする。家族の思い出とか、現在の交友関係とか。
でもそんな感じなのに、冷蔵庫の管理があんまりちゃんとできていないところ、親近感があるというかアンバランスで面白いなあ。いや、お嬢様ってことで釣り合いが取れてるのかな。
あなたの料理が美味しいから、これ作って、って言ってもらえると嬉しいのわかるわかる。

期待と不安を胸に中学校に進学した翔と歩夢。ブラジルや中国、ベトナムやインドなど、様々な国にルーツを持つ友達と出会い、彼・彼女らと共に、時には泣き、笑い、悩み、考えながら、少しずつ成長していきます。さあ、あなたも二人と一緒に、新しい中学校生活を送ってみましょう。(カバー折り返しより)
2013年の本。震災のことも少しだけ触れられています。
中学校に日本ではない国にルーツを持つ同級生がいて、どんな問題や悩みに突き当たっているのかを描いているのですが、いじめの問題などは結局うやむやにしてあるところがちょっと消化不良だったかなあ。いやいじめ問題に取り組んだ本ではないから、オチをつける必要はないかもしれないんだけど、しかし物語としては解決策を知りたかったというか。

マロウル国の女子校に入学した美少女の正体は、亡きキュイ王国のクランツ王子だった!? 目的は女のフリをして次期国王候補の皇子たちを口説き落とし、ある願いを叶えること。呪いで小鳥に変わってしまう護衛のスズラウ卿&友人のミミカの協力で、計画通り彼らと知り合えたクランツ。ところが、皇子たちを狙う襲撃事件に巻き込まれてしまい…!?
女子校なのに王子様がいっぱい? 女装王子と小鳥が繰り広げる冒険ファンタジー開幕!!(裏表紙より)
野梨原節が詰まった、青少年のきらきらわちゃわちゃがやがやファンタジーでした。久しぶりに読むとやっぱりいいなあ。自分の思うことを素直に言って、別にいいんじゃない? っていう多様性が受け入れられる感じ、読んでいてにこにこしてしまう。
女性は出てくるものの、メインは男性、あるいは女装男子。きらびやかなんだけど、ひたすら賑やかで、気のいい仲間たちがわいわいしている。この世界の謎は解決できていないままだけれど、若者たちが世界を変えようとしているところは、最後までわくわくした。

口癖は「お腹へった」。昼ごはんを食べながら夕食のメニューを考えるほどの食いしん坊。激しく〆切中なのに編集者の目を盗んでディナーの予約を入れ、差し入れをモグモグ。冷蔵庫が空になるまで料理をし、おいしいものを存分に食べるため絶食ダイエットに挑戦……。どうにも止まらない自らの「喰い意地」を描いたエッセイ集。(裏表紙より)
食べ物系のエッセイって、自分のいまの感覚と、食べ物に対するセンスが合致しないと読むのが楽しくないと思うときがあるんですが、これはめちゃくちゃ食べ物に対するセンスが合致して、ずっとお腹が空いていました。
食い意地もそうなんだけれど、その向こうに見える家庭の様子が面白い。砂糖がないとか、お弁当の話とか。
甘いものはそんなに食べないと書かれていないけれど、なんだかとってもスナック菓子やジャンクフードが食べたくなってしまった。修羅場脳かな……。

「騎士王、貴女こそが皇帝に相応しい」——己の秘密を知る“誰か”の存在により、キルフ帝国後継者争いに巻き込まれたレティーツィア。そこへ、ずっと行方不明だったキルフ帝国第四王子・アルトールが姿を現した! なんと彼は『神殺しの魔法陣』を使ってレティを拘束。目の前で主君を奪われたデュークは、アストリッドと共にレティを助け出そうとするが……!? 最強女王伝説、強敵現る第7弾!(裏表紙より)
キルフ帝国の章(と呼んでいいのか)、めちゃくちゃ面白かったなあ。王となる女性が二人、それぞれの決意を胸に、お互いに王の道を歩む、その入り口を見た気がして感動的だった。またアナスタシアという名が感慨深い……。インペリアル・エッグが出てくるからね……。
黒幕はファンタジー要素として騎士王がらみのことで、まだまだ秘密がありそうだし、レティの『愛人王』の異名の謎もまだまだわからないし、続きが楽しみだ。

次期女王レティーツィアと、ノーザルツ公国君主の元に届けられた、キルフ帝国・建国祭の招待状。差出人のサインに不気味なものを感じつつもキルフ帝国へと向かったレティは、そこで皇帝に関するとんでもない噂を耳にする。その真相を確かめようと、レティは己の騎士とノーザルツ公、さらにはイルストラ国の王子も巻き込み、ある企画を立てるが……!? 最強女王伝説、自身の役目に気づく第6弾!(裏表紙より)
もう六巻なのか、と思ったんですが、それを上回る意外な五人目の騎士の叙任の驚き! 準レギュラーだと思ってたけど、そうきたか! 否応無しに巻き込まれたなあという感がしなくもないんですが、レティと気が合ってそうなので仲良く(?)やってくれると嬉しい。
キルフ帝国の騒動は次巻へ続く。怪しい人たちが複数いるので、誰が黒幕なのかなあと考えています。騎士王関連の、ファンタジー要素が絡むのかな。