読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
家計を助けるために画家フェルメールの家の下働きとなったグリート。彼女が芸術に関して秘められた才能を持っていることに気付いたフェルメールは、絵の具の調合を手伝わせたりと彼女を重用するが、それが家族の反発を呼んでしまう。そしてついに、フェルメールはグリートの肖像画を描くことになり……。
有名な絵画「青いターバンの少女」(「真珠の耳飾りの少女」ともいう)を題材にした作品。原作となる小説があるんですね。
身分が低く、立場が弱く、虐げられる立場にありながら、直感的な芸術センスを持つグリート。画家としてよいものを描こうとするが芸術を理解しない家族に苛立っていることもあって、彼女と距離を縮めていくフェルメール。ただの不倫とは思わないんですが、芸術のパートナーってこういうことがまま起こるんだろうなあと思うと、なんとも言い難い気持ちになる。時代なのか価値観なのか。
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