読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
自殺を試みたものの失敗した貧乏役者の桜井は、訪れた銭湯の浴場で滑って頭を強打した男のロッカーの鍵をくすね、男の私物をいただく。しかしその男は頭を打ったショックで記憶を失っており、すり替えられた鍵(荷物)のせいで自分を桜井だと思い込んでしまう。結婚したい女性編集者の香苗はそんな彼に惹かれていく。一方、そんな男の数々の私物に偽造免許や拳銃などを発見した桜井は、やがて殺し屋コンドウに行き着き……。
いろんな偶然が絡まりあって、もつれにもつれて騒動に発展する。こういうドミノ仕掛けのような話、好きだなあ。
売れない役者が殺し屋になるっていうのはもう定番だなあという気がしつつも、その殺し屋が実は、っていう種明かしがものすごく好きだった。なるほどなー! って感じだった。着メロの演出もすごく好きだったし、音が結構重要な演出を担っている感じで面白かった。
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