読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々

貧困層の子どもたちが多く通う高校の放課後活動「コミックブック・クラブ」で、高校生たちは日本のマンガを読み、愛し、自らも作品を創作することで、人生の新たな一歩を踏み出した。アメリカのティーンエイジャーはなぜ、日本のマンガに惹かれるのか。「クール・ジャパン」の底力はここにある!
「私たち教育に携わる者は、目の前にある機会をまっすぐ見つめなければならない」(著者)。
(カバー折り返しより)
アメリカの高校生の放課後活動について書かれたもの。「コミックブック・クラブ」の設立と、生徒たちの環境や描き出すものについて書かれています。日本のものが「クール・ジャパン」と受け取られる現象について興味があったので、高校生がマンガをどのように受け止めているのかというのはすごく面白かった。受け止めるだけではなくて、彼らなりに消化して作品を創っているところがすごい。日本とアメリカではやっぱり感覚が違うので、生徒の作品を読んで、マンガと一口に言っても違うものなんだなあ。
「あなたの物語は? 何について興味があるの?」と生徒ひとりひとりと向き合った、プロジェクトの大人たちに拍手。

新しい世界を求めて、サルベーンとともに深い森に入っていったラクリゼ。しかし、ザカールの村以外は何も知らない彼女に行くあてがあるはずもなく、サルベーンの勧めにしたがってホルセーゼ傭兵団をめざすことになる。楽しく旅を続けていたのも束の間、お互いを強く思う気持ちが、次第に二人の間にすれ違いを生んでいく。そしてついにラクリゼは、サルベーンに別れを告げることになり——。(カバー折り返しより)
二人の別れと絆と蜜月、女神の呪詛とも思える祝福の巻。別れた後の再会、そこからの和解と蜜月、そしてラクリゼの選択が「うあああああ」という面白さですね! お互いを必要としているのにどうしてこうも試練が立ちふさがるのか。しかし一番「あがががが」となったのは、アリシアの生まれてくる子どもの名前でした……。
今年読了した本は538冊。漫画287冊。小説190冊。エッセイ26冊。画集5冊。その他29冊。雑誌1冊。
雑誌は普段は数えていないんですが、今回は特別な雑誌(青LaLa)を買ったので記録してありました。
昨年は学業関係の本(その他)が多かったのですが、今年は小説と漫画の割合が変わりました。でも、あんまり本は読んでいないような一年だったんだけどなあ。もっと本を読みたいです。
というわけで、今年はまった本まとめ。
湊ようこ『たとえ許されない恋だとしても』

私/俺が愛したのは、敵方の……という恋愛ファンタジー。かわいいし、かっこいいし、切ないしで、もう大好きだー!
石和仙衣『ギデオンの恋人』

わけがわからないくらい琴線に触れまくって泣いてしまった。素朴で素直で、とても素敵な物語でした。
箱知子『ラプンツェルと5人の王子~恋するグリム童話~』

童話のお姫様王子様をモチーフにした連作短編。みんなかわいい! ファンタジーでおとぎ話で恋のお話が好きなので、すごくお気に入り。
『星海社カレンダー小説2012(下)』

HERO『青春離婚』

紅玉いづきさんの「青春離婚」にずきゅんときたー!
おがきちか『Landreall』既刊21巻~

今年いちばんどはまりした漫画。主人公DXのキャラがすきすき。
2012年はかなり環境が変わって、果たして本が読めるのかなと思っていたんですが、意外に読めて嬉しい。
最後に、現在の積ん読は287冊です! 来年はこれを崩していくよー。
雑誌は普段は数えていないんですが、今回は特別な雑誌(青LaLa)を買ったので記録してありました。
昨年は学業関係の本(その他)が多かったのですが、今年は小説と漫画の割合が変わりました。でも、あんまり本は読んでいないような一年だったんだけどなあ。もっと本を読みたいです。
というわけで、今年はまった本まとめ。
湊ようこ『たとえ許されない恋だとしても』

私/俺が愛したのは、敵方の……という恋愛ファンタジー。かわいいし、かっこいいし、切ないしで、もう大好きだー!
石和仙衣『ギデオンの恋人』

わけがわからないくらい琴線に触れまくって泣いてしまった。素朴で素直で、とても素敵な物語でした。
箱知子『ラプンツェルと5人の王子~恋するグリム童話~』

童話のお姫様王子様をモチーフにした連作短編。みんなかわいい! ファンタジーでおとぎ話で恋のお話が好きなので、すごくお気に入り。
『星海社カレンダー小説2012(下)』

HERO『青春離婚』

紅玉いづきさんの「青春離婚」にずきゅんときたー!
おがきちか『Landreall』既刊21巻~

今年いちばんどはまりした漫画。主人公DXのキャラがすきすき。
2012年はかなり環境が変わって、果たして本が読めるのかなと思っていたんですが、意外に読めて嬉しい。
最後に、現在の積ん読は287冊です! 来年はこれを崩していくよー。

本づくりに関わる現場を、ブックデザイナーの名久井直子さんが訪ねた取材集。表紙にあるように、活字鋳造、活版印刷、インキ製造、製本、スクリーン印刷、小口印刷、製函、古書修復、薄紙印刷、バーコ印刷、フレキソ印刷、天金加工、フロッキー加工と、それぞれの会社にいって取材してあります。写真も盛りだくさんで、これからどーじんしを作ろうとしている身としては、印刷ってこういうことをするのかーという参考になりました。
皆さん職人だなあ。特にインキや製本は熟練の技が必要なんだなと感じました。自分の感覚が大事というところが大きい気がする。もちろん、他の現場の方々もすごくて、機械が使えて便利な分、最後には人の目が必要なんだというところを感じました。
とても面白い本だった。