読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
少女は待ち焦がれていた。閉ざされた視界の向こう側に祈りの歌を捧げながら。
戦乱が続く混沌(カオス)の大地で、盲目の聖女ノヴィアは、ただ一心に願い続ける。
亡き母が全てを託した男——自分の目を開かせてくれるかもしれない、最後の希望が訪れることを。
だがそんな少女の前に現れたのは、シャベルを担ぐ一人の墓掘り人だった!
「貴方様のお名前を……お聞かせ下さい」
「黒印騎士団(シュワルツ・リッター)ジーク・ヴァールハイト」
無垢な魂と孤独な騎士が出会う時、二人の運命は激しく動き始める!
書き下ろしを含む初の短編集!!(カラー折り返しより)
この0が、発行順に関係なくした場合、本編第一巻に当たる。短編集と書かれるとややこしくて。
盲目の少女ノヴィアがずれてるんですがたいそうかわいいです。ジークもぶっきらぼうで無口だけれど優しい雰囲気があって。ジークの戦闘シーンでの格好よさが異常すぎて滾りました。それに対して、ジークの力に驚く敵、あるいはそれに答える誰かの『レギオン』という言葉が痺れる。
純粋に楽しかったです。熱かった。
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