読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
図書委員たちの、揺れる想い
男友達の大地と大好きな後輩がつきあいだした。彼女なんてつくらないって言ってたのに——。二人に接するうち、大地への微妙な想いに気づいてしまったかずら。一方藤枝は、気持ちにふたをするかずらへの、一途な想いをもどかしさを抑えきれず……。悩み、揺れ動く図書委員たちを描いた第3回ダ・ヴィンチ文学賞編集長特別賞受賞作が文庫書き下ろしで登場。解説は女優の堀北真希。(裏表紙より)
かわいいです。人物も喋りも! あまずっぺえ。あまずっぺえよー。
よく描かれる形の恋模様に注目するよりも、図書委員会の仕事とか、本の話にアンテナがびんびん立ってました。
周囲があったかくてほんわか描かれていて少女漫画のような印象だけれど、悪意といえば悪意があるなあと西川くんの話を読んで思った。確かに、学校にはそういう風に気持ち悪いと嫌悪される存在があったよなあと。
私が知っているある学校の図書室は、廊下側が全面ガラス張りになっていて、半分は自習机、もう半分は書架になっていました。小さい学校だったので新しく本が入るのは少ししかなかったような。でも図書室の中にはカウンターの中に、同じようにガラス張りの司書室があって、図書委員はそこで作業しているのが見えてとても羨ましかった。できることなら図書委員になりたい。
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