読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
カタブツ青年団長ハルさん率いる〈黎明の使者団〉一行は、法皇からの会見の要望を受け、都を身座して旅立った。途中、ひょんなことから団員のシンドーさんは、信仰されている神・キザヤが、かつては数多いる神の一人にすぎなかったことを知る。そして、闇の勢力も動き出していた。彼らは巫女であるシーカを生贄とし、キザヤ神を倒そうとしているのだ。シリーズ、ついにクライマックスに突入!(裏表紙より)
今気付いたけど、クライマックスなんだ!
アスティルがスパルタ特訓を受けにいったりとか、法皇に会いに行こう! という話。短編が収録されているので、本編の進みはそれほど大きなものではなかった感じ。
「のぞき」にもときめいて笑ったけれど、最後の「夜這い」も噴きました。色気もへったくれもないが私のこの高揚感はなんだ! とか思った。ハルさんが喧嘩腰の口調になってしまうのは、本当にいらっとしているからか、それとも自分でも感情を持て余してつい喧嘩を売ってしまうのか。それでもめずらしくシーカの視点だったので切ないなと思いました。
短編は雑誌に掲載されたものです。実は雑誌で読んでいたのですが、収録されるとは思いませんでした。RPGだなあと思っていたら、オチがオチでとても好きです。
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