読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
「君と一緒だと、ぼくはどんどん愚かになっていく」反ウィザード組織《真実の星》に捕らわれたエメラルドは、そんなウォレスのことが気になって仕方ない。だが組織の幹部カルロスに、妥当ウィザードのため協力してほしいと頼まれ、困惑する。一方獅子の一族の若長ラグナは、エメラルドへの想いを抑えきれなくなって!?「逃がしてやる。だから——俺様の側にいてくれよ」この世界の真相も明らかに!? 必読のクライマックス直前巻!(裏表紙より)
「二十歳ののエメリイの〜」という台詞にうっかり目が潤む。いつでも、誰かが未来を望む言葉は切なくて、心の底からの願いに満ちている。
ウォレスがデレもデレで、どういう未来が待っているかというのが示唆されているから、余計に切なく映って苦しい。どうしようもない力で、それでも精一杯に『自分の力』で事態を動かそうとするエメラルドは、だからこそかっこいいのだと思う。
カルロス、ミスラ夫妻がいい雰囲気でとても好きだ。お気に入り。ハルベルトの過去も分かったところで、ラグナの行動と、最終巻へ!
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