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読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
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花神遊戯伝 ちとせに遊べ、この花世界 (角川ビーンズ文庫)
平穏な世界で制服を着て通学していた頃の私はもういない——知夏を慕う緋剣の伊織は異形に。都は悪鬼の巣窟に。次々と知夏の手のひらからこぼれ落ちる大切なもの。だけど、死を覚悟した彼女の前に現れたのは意外な人物で!? 神世から続く悲しい連鎖を断ち切るために、知夏は緋剣たちとともに神を相手に立ち向かう!「すべての想いが繋がって、この瞬間へと導いてくれた」舞台は神と人との対決へ。大人気シリーズ、堂々完結!!(裏表紙より)

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女神となった女子高生の、世界と呪いと祝福の物語でした。本当にこの世界をいとおしんで歩んだんだなあ……というラストでした。「いつか」という言葉がこんなにも切なく愛しく聞こえるお話はなかったように思います。
繰り返すということが根底にありましたが、神と人の世が同じことを繰り返す螺旋を描いたとしても、どこかで何かが違うんですよね。そこで「変わる!」と思って行動する者にこそ、神と世界は祝福を与えてくれるんだと思う。
蒸槻という世界の外にはまた大きな枠組みがあるけれども、閉じられていた世界が大きな世界の一つを成すものとしてはめ込まれた感じが、ここから新しい世が続くんだと思わせて、希望が持てたように思います。
花神と星神のやりとりも見えて、その心を感じられて、最後まで本当に楽しみました。
ありがとうございました。外伝も楽しみに読む!
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Author:月子
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