読んだ本とか、漫画とか、映画とか、色々
ノトたち聖獣殿の皆は、縁結びで有名なキーカ神殿に行くことに。恋人を!と張り切るリリィを横目に、カノンへの恋に悩むノトは、彼と離れることにほっとする一方寂しくもあった。その頃、カノンに「藍の民」という一族の王宮女官が消えたという情報が入る。またノトからは、キーカ地方で毎年「藍の民」の娘が消えているという手紙が来て。奇妙な符号の一致にノトを案じたカノンはキーカに赴くが……!?(裏表紙より)
女官長代行だったオディルの赴任先が決まり、別れることになったノト。けれど赴任先からオディルの手紙がまったく来ず、不安に思っているところで、オディルの特徴でもある藍色の髪を持つ、藍の民の娘が消えているという話を聞く。カノンと合流し、十年前に悲劇があった街キーカを調査することに……。
物語は、かなり重く悲しい。政治にまつわる悲劇があったり、人があっさり死んだりするので、ちょっとこのシリーズ気が抜けない。
さて、ノトとカノンですが、冷静な男の人が、内心すごい葛藤してるのはときめきます! 思いきっていってほしい! と思う自分と、だめー! と叫ぶ自分がいて、楽しい……。カノンはいつぷっつんするかなー楽しみー。
カノンとノトがお互いに思い悩む一方で、キルテとレノウ、ローロとスライの話が挟まるのでちょっとほっとしました。キルテたちはともかく、スライはこれからどうするつもりなんだろうか!
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